8月11日(日) 第39回浦川杯サマーカップ 第1日

 今日は第39回浦川杯サマーカップ(布施ゾーン予選)が行われる。第1試合:布施VS夕陽丘、第2試合:山本VS八尾翠翔、第3試合:第1・2試合の敗者同士、第4試合第1・2試合の勝者同士の試合を行い、勝者順に1部から4部のランクに分かれ、次週18日にそれぞれの部の決勝が行われる大会である。毎年この時期に行われるので、合宿の成果が試される大会である。

 ○第2試合(VS山本高校) 25-23,25-15 で勝利

 ミスが2連続し、0-2とリードを許した1セット目であったが、ここでショウがQAが決め、翠翔のファーストポイントが入った。硬さがとれたのかシュンを中心に攻撃が決まりだし、取って取られての展開ではあったが、21-18とリードして終盤を迎えた。ここで痛恨の4連続ミスが出て21-22と逆転されてしまった。先日の生野高校との練習試合の1セット目が脳裏を過ぎった。しかし、合宿の成果が現れたのか、シュンのKO等で再逆転し1セット目奪取に成功した。2セット目は出だしから山本高校さんのリズムが狂い、序盤で大量リードが出来、試合の勝利を得ることが出来た。2セットで28得点できており、合宿で明らかに攻撃が強化されたようだ。また精神面も強くなっているように感じられた。

       

 ○第4試合(VS布施) 14-25,25-19,15-9 で勝利

 第4試合は、前回ウィンターカップと同じ布施高校との対戦となった。そのときは惜しいところで敗れ、2部に甘んじた。布施高校さんには、以前にも記したように、大事な試合では辛酸を舐めさせられ続けている。1セット目、今日こそは借りを返すぞとコートに送り出した。序盤シュン、ランの活躍で7-6とリードするも、そこからミスが多発して、13失点。終わってみれば14-25と惨敗である。公式戦で布施と対戦するときはいつもこうなってしまう。布施には、たとえ劣勢になっても元気に声を出し続けるムードの良さがあり、翠翔が劣勢になった場合には、その流れを変えることが出来ず惨敗してしまうのだろう。いずれにせよ、合宿で君たちは何を掴んできたのか?何のための合宿だったのか?とやや強く発破をかけ、2セット目に送り出したが、やはりミスが連続し、折角シュンのKOで切れたかに見えたが、直後のアサのMSで2-6とリードを許す展開となった。思わずタイムアウトをとり、選手を落ち着かせた。これが功を奏したのか、ショウの連続SPやランのQA、また相手の連続ミスにも助けられ、19-12と逆転して終盤を迎える。その後少しもたついたが、2セット目奪取に成功し、試合はフルセットとなった。3セット目は2セット目の翠翔の良い流れが継続して、15点中12得点をあげる猛攻で久しぶりに公式戦で布施高校に勝利することが出来た。

     

 予選は何とか1位通過することが出来た。紆余曲折はあったが、この結果は素直に喜ぼうではないか。予選の1位抜けしたチームばかりで戦うことになった来週の決勝リーグは、他のチームが部別1部の強豪校ばかりであり、翠翔チームの力がどこまで通じるのかを計る試合になるだろう。怖じることなく、立ち向かって行って欲しいものである。

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