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2月2日(日) 第40回浦川杯ウィンターカップ 予選ラウンド

  今日は第40回浦川杯ウィンターカップ予選ラウンド当日。今回は会場校として第1試合で三国丘高校と、勝てば第4試合、負ければ第3試合で、河南高校、八尾高校のいづれかと対戦することになっている。昨夏のサマーカップ予選で1位通過している翠翔は、今回も1位通過することが絶対条件だが、先週の練習を見ているとセンター陣の不調が気になっていたが、果たしていかがなものか。この大会はフルセットの時のみ15点制で行われる、ローカルルールを採用している。

  〇第1試合(VS三国丘高校) 23-25,25-15,22-20 で勝利

  三国丘高校さんとは、昨年4月の春季大会で対戦させていただいた。3年生がチームにいる時であったが、粘り強いレシーブから両オープンがしっかりと打ってくる、お手本のようなバレーにずいぶんと苦しめられたことが脳裏をよぎる。練習を見ていると今回も春と同じチームカラーで、攻撃力は春を凌ぐと思われる。三国丘のサーブで第1セットが始まった。序盤3-3からショウのサーブで7-3とリードするも、中盤サン、ランの連続MSで13-13の同点に追いつかれ、さらにユウの2本のMRを含め5連続失点で15-19と終盤に大きくリードを許してしまった。このあとゼンのKO、ランのQA等で踏ん張り、猛追したが、またまたランのMS。さいごはサンのMRで23-25で1セット目を落としてしまった。何気ないMS3本とユウのMR4本が痛かった。気を取り直して2セット目に立ち向かう。序盤小刻みに点を取り合い6-6。ここで本日調子が今一つのゼンに代えソラを投入したが、これが大活躍。ショウとランのサーブも機能し、最後2点はソラのKOで締め、危なげなく2セット目を奪うことができた。最終セットは相手のサーブから。シュンのKOで1点目をとるも直後にアサのMS。シュンのFで2点目をとり、その後相手のKOで5-5の同点を迎えたが、ここからゼンが大ブレーキ。身体の動きが悪く間接的にミスに係わっており、連続失点で5-9。3セット目は15点制のため、これ以上の離されると敗戦濃厚だ。たまらずソラと交代を告げた。ソラは入るなり2本のKO決め、相手のミスも重なりなんと10-10と同点に追いつく。しかしここから試合はもつれにもつれジュースに。14-14からは両チーム踏ん張って得点を取り合い、最後はシュンがKO、アサがSPを決め、薄氷を踏む思いで勝利することができた。

  〇第4試合(VS八尾高校) 25-12,21-25,14-16 で敗北

  決勝は第2試合で河南高校に勝利された八尾高校との対戦となった。八尾高校さんには、今年度練習試合をもう20セットほどやっていることでもわかるように大変お世話になっている。中心選手の一人が、ひざの故障で未だに戦線離脱されているということで、翠翔の方が有利に試合を運ぶことができるだろうと思いながら、開戦を待った。1セット目はシュンのサーブが機能し、SPだけで6得点。ソラも好調で4得点と圧倒することができた。このまま2セット目もと目論んでいたが、1セット目の問題点をしっかりと対策してこられた。さすがは古豪八尾高校である。それでも中盤15-12とリードして終盤を迎えようとしていたが、ここでシュンの悪いところが現れてしまった。スパイクを軽いジャンプで打ってしまうのだ。高身長ゆえボールはネットを越すが、体勢が崩れいるため、ミートが出来ずアウトにしてしまう。1セット目の圧勝が、シュンの心に油断を作り上げたのかもしれない。結局連続6得点を許し15-18と逆転され、必死に追いすがったものの逃げ切られてしまった。第1試合に引き続きフルセットとなってしまった。しかも今回は嫌な展開で2セット目を取られただけに、気分的にもダメージが大きい。3セット目が開始された。立ち上がり6-6まで拮抗した戦いが続き、翠翔も立ち直ったかに思えたが、ここでソラが決めきれず連続得点を奪われ7-11と離されてしまった。しかし翠翔も粘る。ランのKO、ショウのQA、ソラのFが連続で決まり11-11と追いついた。その後も得点を取り合い、試合はジュースに。しかし最後はソラのカットが大きく、トスを上げようとしたアサがMHを取られゲームセットとなってしまった。

  敗因は油断による緩慢な動きだろうか。特にショウの反応が鈍いこと、ユウの動きが遅いこと、ゼンが自信喪失状態になってしまうこと、ユメ・サンが身体を前に出しすぎてカットが大きくなってしまうこと、全員がボールの落下点に行かず手の振りだけで処理しようとしていること等(たくさんあるなぁ)を、至急に改善しないといけないだろう。また八尾高校さんは、年末に対戦した時には無かった早い攻撃を仕掛けてこられ、翠翔は対応できなかった。新しい武器を身に着けて確実に進歩されていたのだ。翠翔が対戦成績の分の良さにかまけて怠慢状態であったことは明らかであろう。来週は残念ながら2部ゾーンで戦うことになってしまったが、優勝を絶対条件として臨んでいかなければ翠翔の未来は見えてこないだろう。

  ☆2月9日(日) 第40回浦川杯ウィンターカップ決勝ラウンド 2部ゾーン

    〇会場:八尾翠翔高等学校 体育館

    〇試合:第1試合(VS高津高校) 9:30試合開始

        第4試合(VS山本高校)、第6試合(VS生野高校)

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