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2月9日(日)第40回浦川杯ウィンターカップ 決勝ラウンド 2部ゾーン

  1週間前の予選ラウンドの結果を受け、今日は第40回浦川杯ウィンターカップ決勝ラウンド当日。翠翔高校会場では2部と3部の決勝リーグ戦が行われた。予選ラウンドで2位に終わった翠翔チームは、2部ゾーンで高津高校、山本高校、生野高校の3校と戦う。「2部ゾーンでは優勝が絶対条件」が決勝ラウンドの目標であったが、高い意識をもって春の部別に繋がるような試合内容にしてほしいものある。決勝ラウンドでもフルセットの時のみ15点制で行われる、ローカルルールを採用している。

  〇第1試合(VS高津高校) 25-18,25-20 で勝利

  高津高校さんは今年度初対戦となるが、昨年度は15セット対戦させていただき、6勝9敗と負け越している難敵である。部員数は少ないが全員で大きい声を出され、何よりクレバーなプレーをされるので、単調な翠翔は翻弄されてしまうといった試合内容が多い。1セット目、ユウを怪我で欠いていたのでリベロはソウ。また、最近調子の悪いゼンに代え、ソラをスタメンに起用した。するとファーストサーバーのソラが相手レシーブ陣を崩し、返球されるイージーボールを翠翔攻撃陣が決めて3-0。セカンドサーバーのアサも同様に崩し、序盤8-2と大きくリードできた。その後も翠翔のサーブが機能し、リードされることなく1セット目を勝ち取った。ただしミスも多く16失点。うちMSが4本と、別段サーブで勝利した印象でもなかった。2セット目は高津もしっかりと立て直してこられ、中盤に差し掛かったところで11-11の同点。ここで流れを変えようと、ソラに代わりゼンをピンチサーバーに。この作戦がヒットし、また続くアサのサーブでも相手陣を崩して16-12と主導権を握ることができたかに思えたが、ここから相手も連続SP。いや、翠翔の連続MRと言っても過言ではないプレーが連続して20-20の同点に追いつかれた。この苦しいところでゼンがKOを決めてくれて、流れが翠翔に戻る。最後はサンがサーブで相手を崩し、5連続ポイントで試合に勝利できた。

  〇第4試合(VS山本高校) 25-16,25-21 で勝利

  おなじみ山本高校との対戦。山本高校の監督さんは、「今年度の対戦成績は翠翔リードのため、今日は打倒翠翔に燃えています」と来校されるなりおっしゃっていた。また第2試合では生野高校にストレート勝ちされており、チームがテンションも勢いも乗っておられるのがよくわかった。翠翔も気合を入れて立ち向かうことにした。立ち上がりよりシュン、ラン、ソラと攻撃陣が好調、アサの2本のSPも含め16-7と大きくリードする。その後ソラに代えてゼンを投入するも流れは変わらず、最後はゼンのサーブで相手を崩して25-16と勝ち取った。2セット目もソラでスタート。いきなりSPを取ってくれたが、その後すぐに2連続MR。この辺りはソラの今後の課題であろう。また、ソウも調子が今一つで、2セットでMR4本。終盤17-12でシュンに代えマイを投入。サンの連続SPで20-13とリードを広げるも、ここから怒涛の7連続ミスが出てしまう。しかし、相手も三者連続MSとお付き合いしてくれたので、ハラハラしながらも2セット目も奪取。2戦目も勝利することができた。

  〇第6試合(VS生野高校) 23-25,17-25 で敗北

  最終戦は生野高校との対戦。生野高校さんは秋の新人戦で1部昇格を果たされ、2次予選でもベスト8賭けで強豪私学と死闘をの果て惜敗されている明らかに格上のチームであるが、今年度の翠翔との対戦成績はほぼ互角で、最近は翠翔が連勝させていただいていることもあり、「ここで翠翔を叩いておかないと」との思いを胸に来られたのかもしれない。さて生野高校さんは第3試合で高津高校さんにセットカウント2-1で勝利されており、また第5試合で山本高校さんが高津高校さんにセットカウント2-1で勝利されたので、第5試合が終了した時点で、1セットも落とさず2連勝している翠翔の優勝が決定した。1セット目生野高校さんはエースが故障で出場しておられないが、残りのメンバーでしつこく食いついてこられる。お互いミスも出たが、取りつ取られつで終盤22-22の同点を迎える。ここでショウが会心のBP。相手はたまらずタイムアウトを取られる。「この23点目は大きいぞ。後2点を引き締めていこう」と部員たちを送り出したが、ここでランがMS。「痛い、痛すぎる。」結局この後MRが連続して1セット目を落としてしまった。2セット目は本日出番の無かった部員中心にメンバーを組もうと最初から考えていた通り、1年生チームで臨んだ。当然格上生野高校にかなうはずもなく、なすすべなく負けてしまった。

  2部優勝は果たせたものの、1年レギュラー候補のサン、ゼン、ショウ、ソラ、ソウの力量不足が目立った1日であった。特にMS、MRの多さを何とかできないものだろうか。もうすぐ新1年生たちが入部してくるが、このままではレギュラーは保証できないよ。がんばって欲しい。

   ☆第40回浦川杯ウィンターカップ 決勝ラウンド 2部ゾーン結果

    〇順位 優勝:八尾翠翔, 2位:生野, 3位:山本, 4位:高津

    〇八尾翠翔 優秀選手賞:ラン

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