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人権を考えよう!ミュージカル落語「三遊亭究斗」さん

77日(木)】 人権を考えよう!ミュージカル落語「三遊亭究斗」さんのメッセージ

 人は、互いに大切にされ、安心して暮らしたいものです。けれども皆、育った環境も背景も、個性も違うなかで、この淀工で学校生活を送っており、ときに摩擦が起きることもあります。だからこそ違いを認め合い、学校や集団の中で人権が尊重されることが大切になります。これは、みんなが真剣に取り組むべき課題なのです。

 今回は、落語家の三遊亭究斗さんを迎え、人権をテーマとした落語を鑑賞しました。究斗さんは、現在53歳。かつて、劇団「四季」に10年間在籍し、レ・ミゼラブルやハムレットなどの名作に出演され、ロンドン、上海、シンガポールなどの海外公演も経験されています。同時に落語にも傾倒されていくなか、2014年に真打昇進。現在は、ミュージカル落語という独創的エンターテイメントで、いじめなどをテーマに、教育にも力を入れておられます。今回の公演では、創作「一口弁当」という、ひとりの少年が、人の励ましでいじめを乗り越える感動的なお噺を頂き、「ひとりじゃないよ」という強いメッセージを戴きました。他にも「レ・ミゼラブル」から、人としての生き方など、ミュージカルを織り交ぜ、情熱たっぷりの90分授業でした。

 

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