大阪府立東住吉高等学校スクールミッション:「文武両道をめざす『二兎を獲る』の理念のもと、人権意識とグローバルな視点を備え、高い志を抱いて社会に貢献する人物を育成する」

令和6年4月1日


大阪府立東住吉高等学校 第21代校長 西田 恵二


 前任の萩原校長先生の後任として、令和6年4月1日より大阪府立東住吉高等学校第21代校長に就任いたしました西田恵二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 昭和30年(1955年)に普通科高校として開校した本校は、創立70周年を迎える歴史ある学校であり、これまで社会でリーダーとして活躍する多くの卒業生を輩出してまいりました。創立当初の精神は今日にも引き継がれ、文武両道をめざす「二兎を獲る」の理念のもと、人権意識とグローバルな視点を備え、高い志を抱いて社会に貢献する人物を育成することをスクールミッションとして、日々多種多様な教育活動を展開しています。また、平成5年(1993年)度に全国唯一の専門学科「芸能文化科」を設置し、大阪の文化の発展に寄与できる人材の育成、さらに令和2年度には「共生推進教室」を設置し、ともに学びともに生きることを大切にできる人物の育成にも努めています。

 第4次産業革命といわれる人工知能の発達やグローバル化のさらなる進展など、今後、急激な社会的変化がすすむことが予想されます。そんな中、本校では、生徒の皆さんがこれからの変化の激しい時代を生き抜き、活躍できる力を身に付けることができますよう、様々な特色ある教育活動を展開しています。本校には、多彩な学校行事をはじめ、普段の学習活動以外にも活躍の場が多くあります。そして、多くの生徒が運動系または文化系のクラブに所属し、生き生きと活動しています。生徒の皆さんには仲間とともに様々なことにチャレンジして、豊かな人間性も育んでほしいと願っているところです。

 「二兎を狙い(1年生)、二兎を追い(2年生)、二兎を獲る(3年生)~希望進路の実現100%と自主活動の取組み100%~」という「めざす学校像」のもと、教職員一同全力で教育活動に取り組んでまいります。新型コロナウイルスとの闘い等を通して得た新しい教育の形を継承するとともに、これまで本校が培ってきた有意な伝統を大切にしつつ、創立70周年を経て新たな歴史のスタートを切るにあたり、皆様のさらなるご理解とご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

第21代校長 西田 恵二