トップページ > 学校紹介 > 学校長挨拶

学校長挨拶


title
title 校長の八巻 敏幸(やまき としゆき)でございます。桃谷高校のホームページをご覧いただき、有り難うございます。

本校は、昭和41年4月に大手前高校通信制課程の独立校として現在の地に誕生しました。

平成7年度に、価値観の多様化や急激な社会の変化に対応するため、通信制課程とともに新たに定時制課程の昼間部、翌年には夜間部を開設しました。

平成17年度に定時制課程を生徒の多様な学習ニーズに応える教育システムをもつ多部制単位制(クリエイティブスクールⅠ部・Ⅱ部・Ⅲ部)に改編し、現在にいたっております。そして、昨年再編整備案が決定し、「来年度2020年度入学者募集時より、勝山高校と統合整備され、勝山高校の校地校舎に新たな多部制単位制Ⅰ・Ⅱ部の高校を設置する」と発表されました。2019(平成31)年度はこれまでどおり新入生を迎え、在校生とともに学習を続け、4年後をめどに、Ⅰ・Ⅱ部は閉じ、桃谷高校は通信制と夜間定時制の学校となります。

本校には、勤労青少年をはじめ、健康面等での配慮を要する生徒や不登校経験のある生徒、他校からの編転入学生徒など、様々な事情をもつ生徒がそれぞれの目標や夢を実現するために入学し、勉学やクラブ活動など課外活動に励んでいます。「多部制単位制高校の意義を踏まえ、生徒や保護者、地域等の期待に応える教育活動を常に研究しながら、進化する学校」をめざす学校像として、この間多くの卒業生を輩出してまいりました。Ⅰ・Ⅱ部は昨年度の秋に17名、この春には112名の卒業生が、次のステップへ向かって力強くスタートしました。

われわれ教職員一同、本校に入学する生徒たちの思いを真摯に受け止め、彼らの自己実現に向け、通信制課程、定時制とも、様々な教育活動を展開しています。

今後も、府立高校唯一の完全単位制を実施する本校ならではの柔軟な教育システムを有効に活用し、「桃谷でしか学べないこと、桃谷だからこそ伸ばせる力」というものを常に念頭に置きながら教育活動を行い、社会に貢献できる人材育成に邁進してまいりますので、よろしくお願いします。

※通信制課程及びⅢ部の学校紹介につきましては、各ホームページにアクセスしていただきますようお願いします。

平成31年4月1日

大阪府立桃谷高等学校長  八巻 敏幸