本校の屋上にはなんと庭園があります。まさに都会の中いでいにあるオアシスで、開放されているときにはたくさんの生徒が利用してのんびりとくつろます。そんな庭園も初めからあったわけではありません。学校内で生徒たちに屋上庭園のコンペを開き、生徒と職員が授業を通して作り上げていったものなのです。
作品が選ばれればこの作品が校舎の屋上に出来上がります。みんな真剣に作っています。
先生たちの厳しい審査が行われています。屋上庭園とそこに設置するストリートファニチャーのコンペが行われました。
施工前の屋上です。何の変哲もない状態です。これが生徒と職員の手によって和みの空間に変わっていきます。
屋上に植える植物の根が屋上の防水層に入っていかないように表面を保護します。
1個4kgのピンコロをせっせと生徒が運んでいます。総数1250個!なんと総重量は5トンになります。
モルタルを作り並べたピンコロを固定していきます。水の分量を調整して扱いやすくします。
余分な雨水を排水させ植物の根腐れを防止します。また適度な水分を蓄えることもできます。
屋上庭園に池を作るために、まず発泡スチロールで大まかな形を作っていきます。
作っているものが大きいので、模型通りに作っていくのも大変です。
イメージの通りに大まかな形が出来上がりました。この状態だと段々畑みたいですね。
水漏れがないように防水シートを被せ土を盛って行きます。
雨水を蓄え池の水に利用しています。水を張るとすっかり池らしくなりました。
さあ、いよいよ土を盛っていきます。屋上庭園なので通常の土壌より比重を軽くした人工軽量土壌を使いますが、それでも総重量はなんと・・・!
ずいぶんと土が盛られてきました。その総重量は比重の軽い人工軽量土壌を使って25トンになります!!みなさんお疲れ様です!
完成した池にはメダカやエビなどの生き物も放しました。将来的にはホタルをここで見れるように頑張っています。
なにもない状態から緑あふれる屋上庭園が完成しました!ビルに囲まれている都会の中の屋上庭園は、本当に心が安らぎます。