小学部の教育
1.教育目標
「 基本的な生活習慣を身につけ、心身ともにはつらつとした子どもを育てる 」
- 日常生活に必要な身辺処理の力を育てる。
- 丈夫で意欲的に動くからだをつくる。
- 友達と遊べる力を育てる。
- 模倣する力やイメージする力を育てる。
- 豊かに表現する力を育てる。
2.主な教育活動
〇「わかった」「できた」の積み重ねや集団の力を大切にしている。
生活 | 着替え、トイレ、朝の会、給食、昼休み、帰りの会などの活動を通じて、「基本的生活習慣」や「健康・安全」「遊び」「きまり」など幅広く指導し、基本的な身辺自立の力と社会性の基礎を身につける。 |
あそび | 課題別グループに分かれて、設定遊びをする。 A 友だちとの関わりを大切にしながらルールのある遊びをするグループ B 教員や友だちと一緒に遊びを楽しむグループ |
ことば・かず 図工 |
国語・算数・図工を課題別グループで学習する。表現・やりとり・模倣・弁別・かず・空間・位置・構成・手指操作などの学習から、話す、理解、文字(簡単な読み書き)、対応・分類・空間位置・量・数(簡単な計算)などの学習まで子どもの実態に合わせて指導する。 |
音楽 | 歌唱、身体表現、器楽、鑑賞の4つの柱に沿って指導する。 |
体育 | 体力作り(徒歩学習、マラソン)と動き作り(姿勢、マット、跳び箱、ボールなど)に取り組む。高学年は課題別のグループに分かれる。 |
創造生活 | 生活を豊かにすることをねらいとしている。子どもたちが自主的・主体的に取り組め、繰り返し学習することにより満足感や達成感が得られるような単元を設定している。 |
自立活動 | 「障がいによる学習上または生活上の困難」に対応する力をつけることをねらいとする。 低・中学年は全教科領域において個別の指導計画に基づいて指導する。高学年は特設した時間に課題別グループで指導する。 |
クラブ (特別活動) |
5年生以上高等部2年生までの児童生徒が「ふれあいタイム」に参加し、クラブ活動を通して学部間交流をしている。 |
学級・学年指導 | 式、行事、それらに関連する内容を各学級または学年で指導する。 |
集会 | テーマ・手具を決めてリトミックに取り組み、運動会の演技として発表したり、ゲーム等で学年間の交流をしたりする。 |
道徳 | 全生活の中で留意して指導する。 |
3.主な学部行事
・遠足(低学年、中学年、高学年別)
・校外学習
低学年・中学年~マナー学習や乗り物学習
・宿泊学習(5・6年)、修学旅行(6年)、徒歩学習(3~6年)
・新入生歓迎会(4月)、お楽しみ会(12月)、卒業生を送る会(3月)
4.交流及び共同学習
・近隣の小学校との交流と作品展での交流。
・泉南地区支援教育研究会主催の運動会、観劇会、学習発表会での交流。
・居住地校での交流及び共同学習(希望者のみ)。