校長より 挨拶

令和6年度に校長として着任し、令和7年度も引き続き務めます、 白井 公仁 でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
佐野支援学校は、関西国際空港が浮かぶ大阪湾と和泉山脈が望める泉佐野市の小高い丘に建つ、昭和48年開校の、泉南地域で最初の知的障がいのある児童生徒が学ぶ支援学校です。開校当時、大阪府立の第6番めの養護学校として開校した本校は、令和4年度に、創立50周年を迎えました。現在の通学区域は、岸和田市と貝塚市の2市となっています。
創立から53年めを迎える今年度は、小学部109名・中学部103名・高等部106名の、合計318名が学んでいます。
本校は校訓で【元気に 明るく 清らかに】を掲げています。校訓を実現するために、令和7年度の学校経営の柱は次の3点です。
(1)『人権を尊重し、安心で安全な学校』
(2)『キャリア教育のもと授業実践をすすめ「豊かな進路実現」をめざす学校』
(3)『泉南地域の支援教育力の向上を推進する学校』
特に、児童生徒の人権を尊重し、心身ともに安心して学べる指導体制の構築をもとに、タブレット端末をはじめとするICT機器の活用を含めた「授業実践」と、小中高一貫の体系的なキャリア教育を推し進め「豊かな進路」の実現を目標としています。
「生きる」や「人生」といった大きな意味でのキャリア教育実践のために、小学部での「はつらつ興味関心」、中学部での「いきいき自己実現」、高等部での「わくわく社会生活」というテーマを学校全体としてつなぎ、人生を楽しむ力の育成に力を入れています。
(1)日常生活に必要な力
(2)健康な心身を保つ力
(3)豊かなコミュニケーション力
(4)自ら考える力
(5)意欲的に働く力
以上の五つの力に重点をおき、「たのしむ・くらす・はたらく」のバランスのとれた人生を送れるような教育実践に取り組んでまいります。
最後になりましたが、本校の保護者のみなさま、ならびに、地域の関係機関のみなさまにおかれましては、これまでどおりご理解とご協力をお願いいたします。
令和7年4月1日
大阪府立佐野支援学校
校 長 白井 公仁
本校マスコットキャラクター『さのたま』