校長・准校長より 挨拶



 令和6年度に校長として着任しました 白井 公仁 でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 佐野支援学校は、関西国際空港が浮かぶ大阪湾と和泉山脈が望める泉佐野市の小高い丘に建つ、昭和48年開校の、泉南地域で最初の知的障がいのある児童生徒が学ぶ支援学校です。開校当時、大阪府立の第6番めの養護学校として開校した本校は、令和4年度に創立50周年を迎えました。現在の通学区域は、岸和田市・貝塚市の2市となっています(年次進行で泉南支援学校との通学区域割を行っています)。
 今年度は、小学部117名・中学部105名・高等部101名の、合計323名が学んでいます。

 本校は校訓で【元気に 明るく 清らかに】を掲げています。校訓を実現するために、令和6年度の学校経営の柱は次の3点です。
(1)『人権を尊重し、安心で安全な学校』
(2)『キャリア教育のもと授業実践をすすめ「豊かな進路実現」をめざす学校』
(3)『泉南地域の支援教育力の向上を推進する学校』

 特に、児童生徒の人権を尊重し、心身ともに安心して学べる指導体制の構築をもとに、タブレット端末をはじめとするICT機器の活用を含めた「授業実践」と、小中高一貫の体系的なキャリア教育を推し進め「豊かな進路」の実現を目標としています。
 「生きる」や「人生」といった大きな意味でのキャリア教育実践のために、小学部での「はつらつ興味関心」、中学部での「いきいき自己実現」、高等部での「わくわく社会生活」というテーマを学校全体としてつなぎ、人生を楽しむ力の育成に力を入れています。

(1)日常生活に必要な力
(2)健康な心身を保つ力
(3)豊かなコミュニケーション力
(4)自ら考える力
(5)意欲的に働く力

 以上の五つの力に重点をおき、「たのしむ・くらす・はたらく」のバランスのとれた人生を送れるような教育実践に取り組んでまいります。

 最後になりましたが、本校の保護者のみなさま、ならびに、地域の関係機関のみなさまにおかれましては、これまでどおりご理解とご協力をお願いいたします。

令和6年4月1日
大阪府立佐野支援学校
校 長  白井 公仁



 令和6年度に准校長として着任しました 川上 泰隆 でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 近年、経済のグローバル化による国際競争の激化やAI・ロボットなど先端技術の進展、気候変動、エネルギー問題といった生活環境も大きな変革期にあり、経済発展と社会的課題の解決に向け、イノベーションの創出など新たな価値の創造が求められています。また、Society5.0時代の到来を控え、これからの社会を生き抜くために、答えのない問いにどう立ち向かうのかが問われています。その中で、すべての子どもたちが、自分のよさや可能性を認識するとともに、互いを尊重し、多様な人々と協働しながら、様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会を創造できるよう、その資質・能力を育成することが大切とされています。
 そのような背景を踏まえ、大阪府の支援教育では、個々の障がいの状況・教育ニーズに応じた学びの充実や支援教育の専門性向上が重点取組にあげられています。

 さて、大阪府において、支援教育を推進していく支援学校の中で、本校は南部に位置しています。そして、東には葛城の山なみが、西には大阪湾が見渡せる丘の上に本校はあります。
本校の校歌の一節です。「山なみ つづく 葛城の むかいて 広し ちぬの海」

また、校歌の2番の歌詞にあるように、本校の校訓は「元気に 明るく 清らかに」です。

この言葉のとおり、子どもたちが、毎日元気に登校し、明るく学校生活を送り、清らかな気持ちで成長していくのをとても楽しみにしています。

 子どもたちのために、教職員が一体となり教育活動に努め、開かれた学校運営をすすめてまいります。保護者のみなさま、地域のみなさまにおかれましては、本校の教育活動にご理解いただき、今後の、より一層の本校へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげ、あいさつとさせていただきます。

令和6年4月1日
大阪府立佐野支援学校
准校長  川上 泰隆

 本校マスコットキャラクター『さのたま』
       sanotama

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