支援教育センター室
支援教育センター室の取組について本校では平成23年度に「支援教育センター室」を設置した。平成24年度には有効な取組内容や推進体制について「センター室運営検討部会」で検討を行い、平成25年度から以下のように推進していくことを確認した。
支援教育センター室のねらい
「専門性の向上、蓄積・継承を推進する取組」及び「泉南地域の支援教育のさらなる充実をともに推進する取組」を担い、佐野支援学校及び泉南地域の支援教育力の向上を推進する。
取組内容
(1)『 循環と共有を進め 』
すでに蓄積された実践を全校で交流、共有していくための橋渡しをする。
*教材・教具の紹介
*ビデオライブラリーの作成と活用のコーディネート
*授業、児童生徒に関する各資料の把握と活用
*授業改善のための相談、支援
(2)『 新たな学びを得ながら 』
支援教育全般について視野を広げ、知的障がい教育の専門性を深化できるような研修を提案
する。校内支援・研究部と連携して、必要な研修を企画・運営する。
*実態把握(行動観察・情報収集・諸検査等)のための研修
*発達に関する研修
*障がいについての研修
*教科についての研修
(3)『 地域との協働を創る、校内の実践にフィードバックする 』
本校で培われた支援教育力をもとに、泉南地域の支援教育力の向上に寄与する役割を担う。
*市町との共同研究(支援学級での授業づくりなど)
*相談、情報提供(合同相談会など)
*公開講座、研修、教員の交流(市とのリーディングチーム向け研修など)
推進体制
*委員会形式で「支援教育センター室」会議を定期的に開催する(月1回程度)。
*「支援教育センター室」が各学部・各校務分掌に発信・調整していく。
*メンバー:教頭、首席、指導教諭、校内支援・研究部(代表)、自立活動部(代表)、小・中・高等部(代表)
教材・教具ライブラリーより
小学部
■アイスクリーム屋さん(生活)
■サンドイッチ(生活)
■ぐるぐる洗濯~せんたくものを干そう~(ことば・かず)
■10までの引き算(ことば・かず)
■トマト(生活)
■ピザ屋さんごっこ(ことば・かず)
中学部
■コリントゲーム(木工)
■マトリクス教材(国数)
■リリアン編み(家庭科)
■十二支(国数)
高等部
■タオルフープ(音楽)
■算表、数順表、ペグ計算機、ペグボード数種(国数)
■鉄板鍋敷き「木枠を作るときに使用する冶具」(特設・ものづくり)
自立活動指導部
■AAC指導(1)
■AAC指導(2)
■言語指導
■基礎的認知・コミュニケーション指導
■情緒行動のコントロール指導
センター室だより(抜粋)
No.3 発達の最近接領域
No.4 ことばかけ5ヶ条
No.9 「かず」の指導(基礎編)
No.10 日常生活の指導
No.15 「わかる・できる」(教育目標)
No.18 水泳指導
No.21 運動会
No.47 専門性①子どもとの対話