教材教具紹介

具体物を使っての10までの引き算

使用方法
具体物を使っての10までの引き算
具体物を使って引き算のイメージを持たせる。

  1. 金魚鉢に水を張ってプラスチックの金魚を10匹浮かべる。
  2. ポイ(網目)で一回すくう。
  3. すくった数と金魚鉢に残った数を確認する。
  4. メモにそれぞれの数を記入する。
  5. 引き算の式を作る。

対象児童生徒
小学部高学年認知学習Bグループ
(繰り上がりのある一桁どうしの足し算ができる)
生活の中で引き算のイメージは持っているが、算数として考える一歩にさせたい。

素材・作り方等
100均の金魚鉢。
金魚すくいゲームおもちゃ(ポイとプラスチックの金魚)
すくった金魚を入れる器
メモ(別添)

使ってみて
足し算は魚つりやボウリングなどのゲームを通して具体物操作から式をつくる抽象的思考に移行することは、繰り上がりの足し算も含めて「合わせていくつ」という考え方から比較的教材を考えやすかった。引き算のイメージをどのように育てるかの初歩として、「とる」「のこり」を具体的な操作と視覚的にわかりやすいをポイントに設定した。足し算で式を作ることにも慣れていたので引き算についても比較的わかりやすかったようだ。繰り下がりや大きな数の引き算への広がりがどこまで可能かが課題。

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