8月31日(土)、地域の恒例行事である「2025富田フェスティバル」に、本校生徒会の生徒たちが参加し、総合司会を務めさせていただきました。フェスティバルの進行役という大役に、最初は緊張した表情も見られましたが、時間の経過とともに自信をつけ、堂々とした姿で会場を盛り上げてくれました。司会の合間には笑顔で地域の皆さんに声をかける姿もあり、生徒たちの頼もしさをあらためて感じることができました。
プログラムの中には阿武野高校を紹介する時間がありました。生徒たちは阿武野高校の良さをしっかりとアピールするとともに校歌を披露しました。クラリネットの演奏にあわせた歌声が会場に響きわたりました。
本校は、昭和の開校以来、地域の皆さんに支えられ、愛され続けて43年めを迎えます。これまで数えきれないほど多くの卒業生が巣立ち、その多くが地元に残り、地域の力となってきました。そして、在校生にとっても、地域とのつながりが大きな学びの場となっています。今回のフェスティバルでの司会経験は、生徒たちにとって「人とつながることの喜び」を実感する貴重な機会になったことでしょう。
学校という場所は、生徒が学び、成長する場であると同時に、地域社会の一員として役割を果たす場所でもあります。本校の生徒たちが、こうした地域行事に積極的に参加し、その中で責任を持って活躍する姿は、地域に根ざした学校としての歩みを象徴しているといえます。
43年の歴史の重みを胸に刻みつつ、これからも地域とともに歩み、地域に必要とされる学校であり続けたいと願っています。そして、生徒一人ひとりが「自分の存在が誰かの役に立っている」という実感をもって、さらに成長していくことを期待しています。
生徒会の皆さん、暑い中お疲れさまでした。