12月13日(水)、デュアルシステム意見交換会を実施しました。
普段、実習先の皆様とは実習日の巡回や日誌のコメント等でご意見はうかがうものの、しっかりと時間を取って「意見を交わす」という機会はなかなかありません。
また、巡回の際に「他の実習先はどんなことをしているか」「どのように生徒と接したらいいか」といったご相談を受けることもあり、実習先の皆様としましても、ほかの実習先の意見を伺いたいケースも少なくないように感じます。
そういった意思疎通の不足を解消するため、数年前から実施されています。
今回は「デュアル協働本部」ご協力のもと、製造、販売・サービス、介護・福祉、保育・教育の4分野に分かれ、意見交換を行いました。
新しく実習に参加された方々は、長年実習を経験されている実習先からのアドバイスを受けることができ、あわせて長年経験されてきたことで感じる生徒観の変化についても共有され、現在、そして未来の実習生にどう向き合うかについてたいへん活発な意見交換をしていただけたかと思います。
学校としましても、ご意見の端々に垣間見える生徒の様子や表情を感じ取ることができ、実習先へ送りだす姿勢と、学校や生徒が実習に臨むための心構えの大切さをあらためて考える機会となりました。
また、意見交換会の後、3年生の「校内研修」の様子をご覧いただきました。
生徒たちが3年間のデュアルシステムを通して学んだことを、班でまとめて発表しました。
各班がそれぞれ思いを込めた発表をし、3年間で立派に成長した姿を見せてくれました。
デュアル実習はコロナ禍を経て、これからも続いていきます。
今回頂いた意見をもとに、今後のデュアル実習をより良いものにしていきたいと思います。
ご来校くださった皆様、本当にありがとうございました。