12月18日(水)、デュアルシステム意見交換会を実施しました。
実習先のみなさまがデュアル実習・インターンシップなどで本校とかかわっていただいている中で、生徒や教員が感じていること、他の事業所・施設が行なっていることなどを共有できるよう開催しています。
今年度は30名以上がご出席いただき、「製造」「販売・サービス」「介護・福祉」「保育・教育」の4つの分野に分かれ、「実習を受け入れることによる実習先としてのメリット・デメリット」などを中心に意見交換を行ないました。
実習として生徒を受け入れていただくことで、高齢者の方々や園の子どもたちには大変喜んでいただいていたり、職員の方もそれぞれの仕事を振り返るきっかけとなったりと、実習に対して肯定的な意見もたくさんいただきました。もちろん、業務の傍らで多くのご負担を抱えていただいていることも意識しなければいけません。生徒・教員・実習先の皆様のそれぞれが有意義な実習を行えるよう、本校もまた努力してまいります。
また、意見交換会後には3年生の「デュアル実習B」について公開授業を行い、それぞれの経験をグループに分かれて発表しました。生徒たちは11月下旬から準備をはじめ、スライドや寸劇など、経験を共有するための発表方法について議論・練習を重ねてきました。
当日は全体にむけクイズを出したり、ロールプレイやインタビューなどで会場を沸かせ、個性あふれる方法でそれぞれの実習での経験を表現していました。
ご出席いただいた皆様からは、多くのお褒めの言葉と、今後に向けての激励の言葉をいただきました。この経験を活かし、卒業後も様々な場で活躍してくれることを願っています。
来年は2・3年生ともに2回ずつの実習を控え、今年度を締めくくろうとしています。より良い形で有終の美を飾ることができるよう、精進してまいります。
ご来校くださった皆様、本当にありがとうございました。