6月12日(木)、2年生を対象に性教育講演会が行われました。講師としてお迎えしたのは、経験豊富な助産師の先生です。時折ご自身の体験を交えて、生と性について真摯に、そしてあたたかくお話しいただきました。その語り口調はとても優しく、自然と心に染みていくようでした。
講演では、赤ちゃんが生まれる奇跡のようなプロセスや、命の重さ、そして思春期を迎える今こそ知っておきたい心と身体の大切なことについて、わかりやすく語ってくださいました。自分をどう守り、自分とどう向き合っていくかという問いに、生徒たち一人ひとりが真剣に耳を傾けていました。
「命を預かるということ」「誰かを大切にするということ」「自分の選択に責任を持つこと」----日々の生活ではなかなか向き合う機会のない問いに、生徒たちは静かに、しかし確かに向き合っていたように感じられます。講演を聞いたすべての人にとって、かけがえのない時間となりました。