古き書にふれる 〜2年書道〜

2年生の書道の授業を見学に行きました。
クラスは12人という少人数で、先生との距離も近く、生徒たちはみんな熱心に取り組んでいました。

授業は、まず筆遣いの練習からスタート。そのあと清書をして、課題を提出するという流れです。教室には筆の音が静かに響き、心が落ち着くような、なんとも穏やかな空気が流れていました。

この日の課題は、臨書で「石鼓文(せっこぶん)」という文字。
石鼓文とは、中国で最も古い、石に刻まれた文字のひとつで、10個の鼓(つづみ)の形をした石に、それぞれ詩のような文が刻まれているそうです。内容は、当時の王さまが狩りをしたときの様子などが書かれているのだとか。

古い時代の石に刻まれた文字をまねて書くのは、線の強さや形のバランスがとても難しそうでしたが、生徒たちは先生の説明をしっかり聞きながら、一筆一筆、丁寧に書いていました。集中して書と向き合う生徒たちの姿がとても素敵でした。

ところで、いったいなんという文字なのでしょうか。わかりますか? 

↓本日の課題   

 

 ↑ みんな真剣に取り組んでいます

 

書道教室は、素敵な生徒の作品でいっぱいです!