日本企業の海外最前線~スタディーツアー報告~

フィリピン・セブ島で1万5千人の雇用を生み出し、自社と関連企業の従業員のために大学、高校等を設置した常石造船。今回のスタディーツアでは、その社長と副社長から、アジアに進出した日本企業における現地での人材の育成、日本人に求められる英語力と人間力について、直接お話しを聞く機会を得ました。また、生徒は、広い庭があり、ヨーロッパや日本の高級車を2台所有しているホストファミリーの邸宅と、8畳程の部屋に8人が暮らすスラム街の家という貧富の差を、1日の中で目の当たりにしてきました。どんな英語、どんな力が必要か、アジア経済の多様性など、生徒は将来を見据えるための経験知を高め、グローバル化ということを体感してくれたことと思います。

8月6日、参加者全員、無事帰国しました。