小学部5年生では、体育の授業でリレーに取り組んでいます。
授業の前に、勝つための作戦会議が行われており、走順や走る距離も児童同士で話し合い決定します。作戦会議中も走順を友だちと譲りあう姿が見られています。
競技が始まると、応援にも熱がこもります。始めたばかりのころは、走るコースが分からなかったり、バトンパスができなかったりと、上手くいかないことが多かったです。次第に、バトンを持ち続けたり、コースを全力で走ったりすることができるようになりました。気持ちにも変化が見られ、初めは、勝って「嬉しい」負けて「悔しい」という思いだった児童も、回数を重ねるうちに、負けたチームは勝ったチームを称え、勝ったチームは「速かったよ!」と相手チームを労う言葉が増えてきました。
3月1日(金)の体育の授業では、最後のリレーが行われました。チームが一丸となり走る姿に、児童たちのこれまでの頑張りが思い出され胸が熱くなりました。