今年度は、祭りのみの動きではなく、授業内での取り組みを発表しました。美術で取り組んだ、絞り染めや、デカルコマニー、スタンピング、マーブリングなどの手法を行い、舞い踊る竜の造形や、鳴子・太鼓・三味線などの楽器の色付け、みんなの夢を乗せた背景画を制作しました。音楽では、楽器の演奏方法を学び、織物では楽器につけるベルトをさをり織りで制作しました。体育ではフィナーレのダンスを練習するなど、教科を横断した取り組みを披露することができました。
また、竜の舞を全員で動くとなると、各々の動きを確認しながら竜を操作しなくてはならず、破損したり、絡まったりと息を合わせる難しさに苦心しました。フィナーレのダンスも最高学年となり、難易度をあげたため、「また、間違えたー！！」とぼやきながらも、時間を作って習得しようと一人ひとりが努力をしました。「自分たちで作り上げる」ことを目標に掲げ、振り付けや、フォーメーションなどについても「こうしたらどう？」と話し合いました。自分たちの夢って？どこへ向かっていけばいいの？などの卒業後を見据えた話もおり混ぜながら東淀川まつりへの気持ちを高めていきました。「夢が叶うって、やるかやらないかだけなんだ。」「自分なりの最高到達点をめざす」そんな気持ちを持って表現できたと思います。
発表を終えた後、生徒たちの「楽しかった！！」「一番うまくいった！」「先生！俺、頑張ってたやろ！？」など達成感いっぱいの笑顔で終わる様子を見て、苦労してもやり遂げる力が身についたのだと成長を感じ教員たちは涙していました。発表当日まで体調管理をしていただいたご家族皆様にも感謝です！！
