短かった夏休みが終わり、8月17日から2学期がスタートしました。短縮授業をはさみ、8月31日より平常の時間割となりました。
この間、高等部では、当初の予定よりは遅ればせながらではありますが、企業や福祉事業所での実習や進路懇談等、生徒たちが社会へと旅立つ準備が進んでいます。
先日は、関西みらい銀行の方を講師に迎え職業コースの生徒を対象にビジネスマナー講習も行いました(詳細はキャリアブログをご覧ください)。
ただ、皆が順調にとはいきません。予定が大幅に変更になり、未だ実習に参加できない生徒もいます。
9月4日の朝日新聞の記事に、北京五輪で金メダリストとなった後、昨春に大けがをし、東京五輪の延期を体験した女子ソフトボール日本代表の上野由岐子さんが、高校総体中止で失意の底にいた母校ソフトボール部の後輩達に伝えたメッセージが掲載されていました。
「できないことをなげくより できるひとをうらやむより できることを精一杯」
自分の力ではどうにもできないことを嘆くのではなく、今自分にできることは何かを真剣に考え、そのできることを精一杯やってほしいという上野さんの熱い思いが伝わってきました。
生徒の皆さん、今自分がすべきこと、今自分にできることを真剣に考えて精一杯努力してください。
たとえ今はピンチでも、人生に変化があるのは決して悪いことではありません。困難にぶつかってもあきらめなければ、それは新しい道を開く、大いなるチャンスになります。今の困難を幸せへ大きく舵を切るチャンスにしましょう!!