2年 化学出張実験会

10月28日、日本分析化学専門学校から講師の先生を招いて、化学実験会を行いました。

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(1)次の写真は、ヨウ素液(うがい薬)をビーカーに入れたものです。

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まず1番めのビーカーに、ビタミンCを成分とするタブレット菓子を割って入れました。

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すると、ヨウ素が反応して、変色しました。固形なので溶けるまで少し時間がかかるようでした。

2番めのビーカーには、酢を入れてみました。

酢の色が混ざって少し薄い色になった程度で、特に変色はしませんでした。

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3番めのビーカーには、ペットボトルの緑茶を入れました。

お茶を入れ始めた途端、ヨウ素液は変色(ヨウ素の色が消える)していきました。実は、ペットボトルのお茶には、酸化防止のためビタミンCが添加されていました。

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(2)次は、ルミノール反応の実験です。

ルミノール反応は、刑事ドラマなどで、事件現場において血痕を探すときに登場しています。(他にも血痕を探す方法はあります。)

無色透明のルミノール溶液を入れたフラスコに鉄粉を加えました。

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加えるとすぐに、薄い青色になり始めました。

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フラスコを振ると鮮やかな青色に発光しました。

血液には鉄分が含まれているので、このルミノール溶液を振りかけると発光して血痕を探すことができる仕組みとなります。

日本分析化学専門学校から、ご来校いただいた先生方、ありがとうございました。