
【2日め】
2日めは、障がい種別ごとの分科会に分かれての研修です。
肢体不自由教育については、文部科学省 初等中等教育局の視学官兼特別支援教育課の調査官より、専門的なお話をいただきました。
当然の話ではありますが「目に見える困難だけに注目するのではなく、その背景や要因を深く探り、関連付けて理解することが大切である」というお話に、日々の指導を改めて見直す必要性を強く感じました。
また、「肢体不自由特別支援学校の課題と経営」に関する講演もあり、肢体不自由教育のこれまでの歴史や、今後の課題、学校運営における視点についても深く学ぶことができました。
子どもたちが日々どのように「見て」「考えて」いるのかに目を向けることの重要性や、指導において"縦の積み上げ"だけでなく、"横の広がり"を意識することの大切さについても、多くの気づきを得ました。
さらに、全国の校長先生方による実践報告もあり、他地域の取組や工夫を知ることで、自校の教育活動への新たなヒントを得ることができました。
今回の研究大会で得た多くの学びと出会いを、今後の学校経営や教育実践にしっかりと活かしていきたいと思います。