防災講話

 自動車系列の喜多です。1月25日(金)4限目のホームルームの時間に、茨木市消防本部下井分署所属の5名の消防士の方を招き、防災についての講演を行っていただきました。

 平成23年3月11に発生した東日本大震災のとき、東北沿岸部の町で何が起きたのか、どのようにして復興をしていったのかという動画を見せていただきました。

 また、来ていただいた消防士の1名の方は、震災が起きた日に災害派遣として東北に赴き、災害支援の任務に就かれた経験もあり、当時の被災地の様子についての話を聞くことができました。聞いていて辛くなるような内容もありましたが、現場を訪れた者にしかわからない状況を詳しく語っていただきました。

 講話の最後に、東日本大震災の話は明日の私たちの身にも起こることかもしれないとの言葉がありました。人によってこの言葉の受け取り方は違うと思いますが、私には「災害に関して十分に備え、また日々を後悔のないように生きろ」と言われたような気がしました。

 きっと生徒たちもそれぞれ考えることがあったと思います。昨年は北摂においても大規模な地震があり、全国から支援をしていただきました。その経験を糧に、災害に備えるのはもちろん、災害があった土地を支援する気持ちを持って、日々を全力で生きていってください。