2月4日に自動車系列4年次生の『課題研究』の発表会を行いました。
課題研究とは、卒業年度にそれまで学校で学んできた技術を活用し、更なる技術習得・技術向上をめざす授業です。各班の作品の完成を目標に1年間を通して取り組みます。
今年は、昨年と同じく3班で課題研究を行いました。
○中型バスを用いた新たな学習教室の提案の班
○日産フェアレディZの各種整備の班
○原動機付き自転車のエンジンを利用したゴーカート製作の班
本校では、それぞれの研究体験から得た知識、技術、技能の発表を行います。授業では、別々の場所で各班、集中して作業を行っていたため、他の班の様子を授業途中で知ることは出来ず、何をしているのか全く分からない状況でした。
各班の発表ではパワーポイントを用いて、詳細な説明などを行い、初めて見る人たちにも分かりやすく伝わるよう工夫しました。そして他の班の生徒たちも研究成果に納得し、すべての発表が終わるころには、みんな1年間の取り組みに満足した雰囲気でした。
教員としては、高校生活で頑張ってきたものづくりに必要な技術や意気込みを、卒業後も活かしてもらえれば、本校を卒業した意味がますます出てくると思います。これから卒業していく生徒たちの今後の活躍に期待します。