エコデンレース出場

自動車部 活動結果報告

開催日:令和元年11月23日

場所:万博記念公園お祭り広場

 エコデンレースとは、自作のバッテリーカーに原動機付き自転車のバッテリーをエネルギー源に、会場内に設置された特製コースを40分間の周回数を競うレースで、高校生・高専生・大学生・社会人達が自分たちの技術を向上させるために行われるレースです。

 今回、私達は自動車のワイパー用モーターを用いて6度目のレースに挑戦しました。

 今年は、それまで使っていたモーターや駆動系、電気制御を変更し、大会3週間ほど前から走行テストをしましたが、大会2週間前に本番用に予定していたモーターとスピードコントローラーが壊れてしまい、急遽、別の物を用意しての出場となりました。

 レース本番も、テスト走行を含めて一度も出なかった駆動系トラブルに見舞われ、スタート直後に発進することが出来なくなり、すぐさまピットインとなりました。

走らなくなった原因は、駆動系部品の紛失。部品を失ったため、リタイヤも考えられる状況でしたが、同時に出場している全日制チームより部品の提供を受け、何とか復帰することが出来ました。

10分のタイムロスで周回数が稼げない状況でしたが、ドライバーの的確な判断により、電流値を守りながら車体を加速させていきました。

それからは、地道に周回を重ねて、無事にゴールを迎えました。

結果的には、周回数11周で総合61位 ワイパーモータークラス2位 を獲得することが出来ました。

これまで経験したことが無いトラブルに何度も泣かされ生徒ともに不完全燃焼な所はありますが、これも良い経験になったと受けとめ、更なる改良をして来年に備えたいと考えています。