本年度の自動車部

 例年の自動車部は、毎年、部員確保に奔走し、11月のエコデンレースに参加できるかギリギリの状態が常態化していますが、今年は1年生が新たに3名も加入してくれました。

 しかし、残念ながら今年度は、11月のエコデンレースは新型コロナウイルスの影響により中止となってしまいました。その間も、ゆっくりと時間をかけて次年度以降の参加をめざし、車両の改良を行っております。

そんな今年度ですが、3月に卒業した自動車部の元・部長より贈り物をいただきました。

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三菱ジープ 昭和54年式 走行距離3,2万キロ ガソリン車

 4月に就職した会社の方から「学校の実習などで使わないか?」と打診が有り、ありがたく頂戴する形となりました。

今年度は、こちらの車両の整備も行いながら部活動を進めていきたいと思います。

 まずは、エンジンを始動するための整備を行い始めました。動かしていなかった時間が長かったのか、エンジンオイルが各部に行き渡っていなかったので、エンジンのヘッドカバーやプラグホールを開け、そこからエンジンオイルを少し入れて、手でエンジンを回しながら各部にオイルを回します。スムーズに回転するようになったら、点火系のポイントやプラグ関係なども点検・調整を行い、新しいガソリンを入れてエンジンを始動してみることにしました。

作業を行った1年生が緊張しながらキーをひねりましたが、意外とすんなりとエンジンはかかり、またエンジン音も思っている以上に静かに回っていました。

作業を行った1年生達は、エンジンが掛かった達成感からか、次に直す場所の検討を始めていました。

今後、どのような展開になるのか、まだ分かりませんが新たに加入してくれた1年生と共に納得いくまで続けていきたいと思います。