本日、午後から大阪公立大工学部研究室の見学会に1年生5名が参加しました。
今回は、機械工学の機会力学研究グループと知能システム研究グループの研究室を訪問させていただきました。
機械力学研究グループでは、機械の運動・振動シミュレーション、制振、防災・安全システム等において、
人にやさしい機械・構造物の創出を目指されており、
実際に実験で使われる振動実験器や、学生たちが研究中のパーソナルモビリティに試乗させていただきました。

知能システム研究グループでは、
生活に役立つロボットと自立支援を指向した機械システムの研究を行っておられ、
マルチコプタ(ドローン)に放水機能を取り付けたものや、
視覚障がい者の単独歩行を支援する車輪付き杖型ナビシステムの開発など、
驚くような機能の機械ばかりでした。

こちらは、高齢者向けの起立挙動を支援する機械です。
大阪万博にも出展されたもので、一人ずつ体験させてもらったのですが、
「凄い!勝手に立てる!!」と驚きの声があがっていました。
しかし、こちらから見ると凄いとしか思えないことも、
まだまだ失敗や上手くいっていないこともたくさんあるようです。
大切なことは、それらをプラスに捉え、粘り強く積み重ねていくこと。というようなお話もあり、
研究に対する心構えも学ぶことができたのではないでしょうか。
本日参加した生徒は、
普段では中々知ることができない具体的な大学の研究について触れることができ、
今後の進路決定においても大変参考になったことだと思います。
生野生のみなさん、「百聞は一見に如かず」です。
学校生活の中では、色々な課外活動の案内があると思います。
ぜひ積極的に参加してくださいね。きっと何かの良いきっかけにつながるはずです。
