2016年度 スタート!

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2016年度4月号 平成28427

大阪府立生野高等学校 自治会広報

Inews+


2016年度 スタート!

Inewsは各クラスの特活委員 広報係が順番に記事を執筆していきます♪ 各学年の行事や日々の生活について、生徒のみなさんの生の声が盛りだくさん! 同時に「CLUB NEWS」と題して、各部活動の紹介もします! 皆さんの生き生きとした様子が伝わる紙面にしていきましょう!(^^)!


着任のご挨拶

学校長 岡村 多加志

 4月1日に生野高等学校に着任いたしました校長の岡村です。学校もアチコチ回り、東京都立北多摩高等学校(現 立川国際中等教育学校)を振り出しとして、大阪府立泉鳥取高等学校、岸和田高等学校、貝塚高等学校と歴任しました。貝塚高等学校の2年目から教頭になりました。平成21年に岸和田高等学校に教頭で戻った後、平成22年に久米田高等学校で校長となり、今春、生野高等学校に着任することとなりました。

 7校目になります。赴任して最初にもっとも大切にしていることは、赴任校の歴史であり校風です。生野高等学校は、1920年(大正9年)に、大阪府立第十二中学校として生野区に開校され、1948年(昭和23年)に大阪府立生野高等学校となり、1969年(昭和44年)に、この松原の地に移ってきました。

 初代校長の池田多助(たすく)先生は、兵庫県第二神戸中学校(現在の兵庫県立兵庫高等学校)から異動してこられ、「剛健、質実、自重、自治、至誠」を五綱領として定められました。第二神戸中学校の綱領が「剛健、質実、自重、自治」の四綱領であり、「至誠」を綱領に付け加えられたことに池田先生の思いが込められています。

 また、体育館左前に掲げられている「サンタ・マリア号」の額は、コロンブスが新大陸をめざして大西洋を西へ西へと航海していった開拓者精神(フロンティア・スピリット)を、生野の校風として定め、「新しいことにチャレンジする気概」を生野校生に植えつけさせようとした思いを感じます。

 この「至誠通神」と「フロンティア・スピリット」こそが、生野の伝統の根幹をなすものであり、歴代生野高校生が守ってきたがゆえに、生野区から松原市への校舎移転や、5学区制、9学区制、4学区制と改編されてきた学区制変更の中でも、生野の良さを維持してきたのだと思います。

 現在も教育制度の変更は相次いでいます。平成25年度から始まった前後期入試制度は3年で終わり、今年度入試から一般選抜に一本化されました。4学区制だった学区制度が平成26年年度から全府一学区となり、府下どの学校にも通える制度に改編されました。現在でも制度変更は相次ぎ、その中でも生野の良さを維持しながら荒波の中を航海することが求められています。

 こういう改革期にこそ、生野が培ってきた伝統を継承し、守るべきものは守り、変えるべきものは変え、荒波を乗り越えていかなければなりません。

 いつの時代も未来は不透明な物です。不易流行とも言われるように、「流行」や「浮薄」を見抜き「流行」や「浮薄」に流されず、「質実剛健」、「至誠」、「開拓者精神」こそ、生野高校が培ってきた強さであると認識し、生徒の皆さん自らが、「学業」、「部活動」、「学校行事」に力を発揮していって欲しいと願います。

 100年の歴史の重みをもつ生野高校が、200年経ったときにも、「生野」の魅力を失わずに同窓会や地域の人々から「さすが生野高校」と語られるような学校づくりを本校教職員・本校在校生が力を合わせて実施していかなければいけません。どうか、皆さんの力を貸して欲しいと願います。


■対面式

春うららかな晴天の下、グランドにて対面式が行われました。後輩への期待を込めた先輩からのメッセージ、期待と不安の入り混じる後輩の緊張感……。もう一度、あの時のことばを読んでみましょう。


在校生代表 第6 A 右向き三角1右向き三角1右向き三角1

1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

新たに巡り来た春に、皆さんに出会えたことをうれしく思います。皆さんの心の中は今、何のクラブに入ろうか、文化祭であんなことがしたいな・・・など、これからの3年間の高校生活への期待でいっぱいになっていることでしょう。

 生野生は文武両道を目指して、勉強や部活動、行事などに日々全力投球しています。

 期待の一方、初めての高校生活のなかで、戸惑ったり悩んだりつまずいたりするときがあるかもしれません。

 そんなときは、周りにいる先生方や2・3年生に話してみてください。親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

 また、自分一人ではどうしても乗り越えられない壁があるかもしれません。それでもあきらめずにチャレンジし、時には71期生という新たな仲間の助けを借りながら、自分の前の壁を乗り越えていってください。

 今、新たな出発の時、道の向こうにはきっと明るい未来が待っていることと思います。

生野生として、ともに頑張っていきましょう。最後に、皆さんがより良い学校生活を送られることを願います。


右向き三角1右向き三角1右向き三角1新入生代表 第71期 B

小鳥のさえずりが軽やかに耳に響く今日この頃、私たち71期生は、入学式を迎えることができました。憧れの生野生となることができ、喜びはもちろん、本当のスタートはこれからだと気持ちを新たにしています。

 その一方で、これまでの中学校とは異なる環境の中で人間関係を形作っていくことや、より難しくなる勉強についていけるかなど、不安なことが多々あります。しかし、その不安と同時に新しい生活への期待も存在します。その期待を胸に不安に打ち勝っていきたいと思っています。

 また、体育祭や文化祭などの行事も、学校一丸となって取り組めるので楽しみにしています。

先輩方には、ご迷惑をかけてしまうこともあるかと思いますが、先輩方を手本にして生野高校にふさわしい生徒になるよう頑張ります。

最後に、まだ分からないことが多いと思いますので、温かい御指導よろしくお願いいたします。


CLUB NEWS !(^^)!


運動部・文化部・同好会と、クラブ活動の盛んな生野高校! 各クラブの日常をほんのちょっと、お届けします♪


水泳部の活動って?


21組 C


みなさんこんにちは。水泳部です!オフシーズンは月~金曜日、プールが使える期間は月~土曜日に活動しています。プールが使える期間は限られていますが、その中で真剣に、時には楽しく活動をしています。指導をしてくれる先生はいませんが、泳ぐのが速い人が、遅い人の指導をしたり、練習メニューを考えてくれたりします。夏の期間に大会が集中するので、夏の間はとても忙しくなりますが、充実した日々をすごすことができます。夏休みには、合宿などもあり、その期間には朝から夜まで内容の濃い練習をします。夏が終わるころには皆真っ黒になっています(笑)


そして、文化祭ではシンクロをやることもあります。


オフシーズンでは、筋トレや学校の周りを走りこんだりします。比較的クラブの時間が短くなるので、勉強に力をいれることもできます。


季節の行事もあったり、なかったり・・・?


上下関係も多少はありますが、仲がよくとても楽しい部活です! 泳げる人、泳げるようになりたい人、1年生でも2年生でも大歓迎です!気になった人は来てみてください!


■物理同好会


25組 D


みなさんこんにちは。僕たちは物理同好会です。記念すべき今年度第一回目が、こんなマイナーな部活の紹介でいいのかと少し不安です。僕たちは基本的に週に一度、物理講義室で活動をしています。文化祭など発表に向けての準備が忙しいときは週に何度も、また特にやることがないときはオフになったりします。文化祭では、この学校の特色であるSSH発表会での発表の他、物理講義室にて「ブツリンの部屋」を開設したりしています。気になる方はぜひ見にきてください。また他にも夏休みに開催される「サイエンスフェスタ」、「物理チャレンジ」にも積極的に参加しています。


 新学期になり、物理同好会にもなんと新入生が体験に来てくれました。僕たちにとって新入生の獲得は死活問題なので「ピンポン玉キャノン砲」「ディスクランチャー」「ホバークラフト」という、物理同好会の三つの目玉装置を実演しました。特にピンポン玉キャノン砲は、一年前に僕が体験に行ったときは壊れていてプスンと情けない音しか出なかったので、爆音を教室に響かせることができたときは感慨深かったです。


 こんな感じで、毎週ゆるーく活動しています。入部してみたいと思った方、途中からでも大歓迎です。以上、物理同好会でした。ありがとうございました。

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 「I news+」でぜひ告知したいこと、全校に伝えたいこと、広く校外にも知ってほしいことなど、生徒の皆さんのメッセージをどんどん掲載していきたいと思います! 「I news+」は毎月下旬の発行予定です。記事投稿の詳細については、自治会部高倉まで。

 生徒の手で、よい学校生活をつくっていきましょう!