Inews+ 7月号

発行

2016年度7月号 平成28719

大阪府立生野高等学校 自治会広報

Inews+

All our dreams can come true if we have the courage to pursue them.

(夢を追いかける勇気こそが、夢を叶える。)       Walt Disney

よい夏を!


3年生通信

「芸術鑑賞」     A

622日、私たちは、芸術鑑賞ということで、藤井寺パープルホールへ演劇を見に行きました。聾学校の生徒たちが自分たちで野球部を作り、甲子園に出るための予選に出場できるように、様々な困難を乗り越えていくという物語でした。私はその劇を見るまで、甲子園予選には誰でも出ることができると思っていたので、びっくりしました。生まれつき持っている性質で差別されるのはおかしいと思いました。でも、その差別にくじけないで戦っていく彼らの姿に私は感動させられました。今までになされなかったことを彼らは諦めず、努力することによって達成しました。私たちも、これから大学受験という最大の壁がまちかまえているけれど、諦めずに努力し、目標を達成したいと思いました。

「クラブ引退」      B

文武両道を目指すこの生野高校では、勉強はもちろんのこと、毎日部活動にも励んでいます。おそらく3年間の高校生活の中で最も仲間と過ごす時間が長いであろう部活動ですが、この春からにかけて、私たち69期生は引退を迎えつつあります。「ついこの前入部したばかりなのに」と、時が過ぎる早さを感じている人も多いのではないのでしょうか。放課後の楽器の音や体育館のシューズが擦れる音、グラウンドに響く声がもう懐かしく聞こえたり......。それぞれ辛かったことや後悔していること、やり残したことなどはあると思います。でも思い返せば、そんなことより一番に浮かんでくるのはいい思い出ばかり。部活動を通して得られたものは、受験勉強からは得られないことだと思います。そんな思いを忘れずに、残り少ない高校生活を大事に過ごしていきたいです。

2年生通信

「一日総合大学」      C

7月13日に一日総合大学がありました。大学の先生に来てもらい、それぞれ興味のある講義をうけました。

 僕は薬学の講義を受けました。大学にある研究の種類や卒業までの過程、就職先など様々なことを詳しく教えていただきました。先生は「今は薬剤師不足なので、就職先にこだわりがなければ、就職はできる」と言っていたので、希望を持って勉強に励もうと思います。

 もう一つは、機械の講義を受けました。講義の内容は、生物のからだの構造を利用したロボットについてでした。従来のロボットでは実現できなかったものも、生物のからだの構造を模倣することによって実現できるという、興味深い講義でした。

 普段、経験することのない体験ができて、自分の進路に対する関心がより一層高まりました。これから徐々に受験が近づいてきますが、気を引き締めていきたいと思います。

「一日総合大学 !」 E

 7月13日に一日総合大学がありました。事前に各自で選んだ2つの学科について、実際に大学の講義を体験しました。たくさんの大学から先生方に来ていただき、24分野、のべ41講座を開講していただきました。

 私は看護学の講義を受講しました。看護師になるにはどうすればいいか、看護師になってからはどのような道があるか、詳しく教えていただきました。知らなかったことばかりでとても興味のある内容でした。今まで看護師に関連した他の仕事のことは知りませんでしたが、「そういう仕事もいいなあ」という発見があり、将来のことを考えるときの視野が広がったと思います。

 看護師の説明だけでなく大学での簡単な実習もしました。大学の授業も高校で習ったことが基礎になっています。看護学でいえば、生物が基礎になっています。「今習っている生物をしっかり頭に入れておけば、大学の勉強が少しはラクになる。」と、先生はおっしゃっていました。だから今の授業を入試のためだけでなく、将来に活かせるように勉強したいと思います。

今回の講義を通じて、自分の受けたい学科や大学の講義について、たくさん知ることができました。これから志望校、志望学部・学科を決めていく中で、今日の体験を参考にしたいと思います。

1年生通信

「イングリッシュキャンプ!」  F

僕は、英語が嫌いです。大嫌いです。イングリッシュキャンプについての手紙に、「英語活動を行い、集中的・効果的に英語運用力の向上を図る」と書いてあるのを見て、震えそうになったのを今でも覚えています。

そして迎えたイングリッシュキャンプ当日......。

ぼくは班長だったので、ウェルカムボードを持ってお世話になる講師をお出迎えしなければなりませんでした。「○○先生!」僕が日本語で呼んでしまったその先生は、アメリカ出身のとても声がいい先生でした。しかし、お出迎えすることができたのは良かったのですが、どのように声をけたらいいのか分からず、お互い無言のまま実習教室に向かいました。

実際に授業を受けてみると、先生はとても親切で、よく僕たちと話してくれたので、時間がたつにつれて先生との壁がなくなっていきました。確かに先生の口から出てくる英単語は難しくて、なかなか聞き取れなかったりしましたが、思った以上に、というよりも、とても授業が楽しくて、みんなでミニスピーチをしたり、ディベートをしたり、将来役に立ちそうな様々な授業をしていただきました。特にディベートの時、僕たちは自分たちと反対の意見の人たちにする質問を考えなければならなかったので日本語で質問を考えたのですがその作った質問を英訳するのが難しくて、先生が分からない日本語を、身振り手振りで伝えて英訳してもらったことを覚えています。慣れない英語なので、みんなで試行錯誤しながら英文を作り、和気あいあいとしながら一日を過ごしました。そして、先生が「今日やったことを絶対に忘れてはいけない」と一言残して帰っていきました。

 僕は、先生が残していった言葉を忘れずに、英語を勉強する時にイングリッシュキャンプの時のことを思い出しながら「英語大嫌い」から「英語大好き」になれるようにがんばりたいと思いました。

CLUB NEWS!(^^)!

「硬式野球部」LAST Summer~  G

入部して2年と3ヶ月。早いものでした。

「夏の大会」といわれるのは、いわゆる甲子園の予選です。大阪予選では、177チームの頂点に立った1校だけが、甲子園の土を踏めるのです。ですから、高校野球ドラマで、よく、「目指せ甲子園!」というシーンが多いですが、甲子園での全国大会に出場すること自体が、とても意味のあることなのです。

その頂点を目指すべく、次のことを大切にして夏の大会に臨みます。

・勝利のイメージを描くこと。

・後悔のないよう全力で挑むこと。

・応援してくださる方々に、勝って恩を返すこと。

野球部では、自治会、OB会など、様々な方々からの寄付があって満足のいく野球をさせていただいています。また、休日はグランドを全面使わせていただき、朝練もグランド全面を使って練習をさせていただいています。そして、土日も朝から夕方まで付き添って下さる先生方、僕たちの日々の生活を支えてくれる家族。他にも多くの方々の助けがあることを再認識して、試合に勝って、その方々に恩を返す決意で、大会に臨みます。

府立生野高校の一生徒として、生野高校の校章を右肩につける者として、堂々と自分たちの野球をします。応援よろしくお願いします!

「数研でございます」(数学研究同好会) H

こんにちは。数研こと、数学研究同好会です。

 現在1年生:1人、2年生:2人の3人で、LAN教室をほぼ貸し切りのような状態で貸してもらい、活動しています。活動日は平日毎日としていますが、「数学は紙と鉛筆だけでできる」というように、活動日、活動時間はかなり自由です。数研では、数学甲子園、数学オリンピックなどに出場するため、数学の勉強の先取りもしています。

 数研ではいつでも入部する人を待っています!数学が好きな人はもちろん、数学が苦手でも面白いなと思う人など、誰でも大歓迎です。

 数学は、わかればとても面白い学問です。もし少しでも興味を持ったなら、放課後にLAN教室をのぞいてみませんか?

 今年の文化祭では、物理講義室で数学の問題を出したりするので、こちらもぜひ来てください。