月曜日。再びFCACでの研修が始まりました。生徒たちに日曜日の様子を聞いてみると、買い物に出たり、バーベキューをしたりと、充実した週末を過ごしたようです。
以下に、またまた4人の生徒の日記を引用します。
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I went to a Christian church. I had thought only I pray to God before but it was different. The church looks like a live concert holl. And everyone sang songs big voice. I was very surprised...
In the morning, I was cycling along sea with my host mother and host father. wind was so cool... In the afternoon, I made fried egg for my host father. He said"It's very nice! " I was glad to hear that...
My host parents took me to riding Go-cart. The man who runs the Go-cart attraction told me how to drive the car. English he spoke is difficult but I understood most of them. I felt I made progress.
Today's dinner was humburger. It was very very delicious. The meat was very thick! I dropped ingredient on my dish. I said "Oh my god. " I said it for the first time. I think I could say it at the good timing!
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他にも、他国からの留学生と遊んだり、埼玉の学校から来た日本人と偶然出会って交流したりと、生徒たちは、それぞれの休日を楽しんだようです。
さて、今日の研修ですが、先週と同じように、ESLと現地授業のチームに分かれて行いました。
ESLではこれまでの体験を振り返るスピーチを行ったあと、英語でゲームに取り組みました。
現地授業チームは、今週から中高生クラスに参加しています。授業内容も、因数分解やプログラミングなど、先週より難しくなっているようです。
生徒からは「さすがに意識が飛びそうでヤバかった」「因数分解のやり方が日本とは少し違うが、問題自体は簡単だった」なとの声が聞こえました。
お昼には、今年の冬に生野に来校するFCAC生との交流もありました。FCAC生と生野生が小さなグループを作り、簡単な日本語のレッスンをします。「コンニチハ」「アリガトウ」などのほかに、「ソレデハ、マタアシタ」というフレーズもあったようで、「実際にはあまり使わないですよね!?」と驚いている生徒もいました。
授業後、引率の英語教員から「毎日、日記を書いている中で、体験からの気づきを掘り下げて書いている人や、単語を調べたり構文を使ったりと努力している人がいる。そういう人の日記では、時制やスペルの間違いを直しているが、それはネガティブな意味ではなく、あなたの日記が『直しがいのある日記』であるからだと考えてほしい。ぜひ『直しがいのある日記』を書いてください。」との話がありました。さっそく自分の日記をチェックする生徒たち。
学校での生活も同じですが、生徒が本当に成長するとき、教員ができることは、実はそれほど多くありません。引率者から見て「素敵だな」と思ったことや、反対に「もったいない、ここでもうひとがんばりできれば...!」と思ったことは、意識して全体に話すようにしていますが、それらの話をどう受け止め、どう行動するかは、それぞれの生徒次第です。
FCACでの生活もあと2日。研修全体も、今日を除いてあと5日(最終日は移動日なので実質は4日)です。
頭と心をフルに使って、最大限の学びをしてほしいと思っています。