2回戦 VS枚方なぎさ ● 4-11
【イニングスコア】
枚方なぎさ 100 222 4 11
金 岡 102 010 0 4
本気で公立高校のてっぺんを目指して臨んだ大会でしたが、道半ばで敗れてしまいました。
先週の雨天ノーゲームから1週間、テスト直前にもかかわらず、
自ら進んで早朝から自主練に取り組み、ティーを打つ者、ピッチングに取り組む者、
ノックに励む者など、梅雨の影響もあり、
なかなか満足にグラウンドで練習できない日が多い中、
グラウンドが使える時間を少しでも有効活用できるようにと各自が取り組んだ1週間でした。
先週は雨の影響もあり、涼しい環境での試合でしたが、今週は深夜の雨に加え、
今季最高気温を記録するほどの蒸し暑さの中での試合となりました。
いざ、試合が始まる時もそんな蒸し暑さを感じさせないくらい3年生を中心に、
熱い思いをみんなが持って試合に臨みました!
前回は抑えていた1番に初回に左中間にツーベースを打たれ、
ピッチャー前内野安打、そしてキャッチャー前バントヒットでノーアウト満塁となりました。
もしかするとこの時には暑さにやられ、球のキレがいつもより落ちていたのかもしれません。
その後、4番にもセンター前ヒットを打たれ、
先制されるも2塁ランナーをセンターがドンピシャのバックホームで補殺し、
追加点を与えることなく、その後も5番を空振り三振に切って取り、
そのままキャッチャーからの3塁送球でタッチアウトでチェンジとなりました!
昨年の引退試合ではセンター前の当たりで2塁ランナーを刺せずに悔しい思いをした3年生が
1年を経て、大きく成長した姿を見せてくれました!
その裏の攻撃で、3番の3年生の内野安打で出塁すると、
キャッチャーが弾いた隙に進塁し、3塁が空いているのを見逃さず、果敢に進塁!
そこにショートの送球エラーが重なり、あっという間に同点に追いつきました!
3回の攻撃では2,3番が四球で出塁すると、
4番のキャプテンが外角ギリギリの球をレフトに弾き返して続き、
5番の副キャプテンがライトに2点タイムリーヒットを放ち逆転しました!
しかし、続く4回に3番のバントヒットで先頭打者を出してしまうと、
フルカウントまで粘ったものの4番も歩かせてしまい、
続く5番の送りバントにエラーが出てしまい、満塁となりましたが、
続くバッターを空振り三振、一ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けるかと思われましたが、
フルカウントまで耐えたものの8,9番を押し出しで歩かせてしまい、
再び同点となってしまいました。
続く1番にはこの日2安打されており、緊張感漂う場面でしたが、
レフトを越えるかという満塁HRになりかねない痛烈な当たりを
1年生がクラブの先端ギリギリのところで好捕する大ファインプレーで窮地を脱しました!
そして、5回の守備では死球により1アウトランナー1塁として4番を迎えましたが、
痛烈ではあるもののライナー性のショート正面のゴロで打ち取ったかに見えましたが、
まさかのイレギュラーで左中間を抜け、2ランHRとなってしまいました。。。
しかし、まだまだそんなことではめげず、裏の攻撃では先頭の3番が四球で出塁すると
迎える4番はセンターにイイ当たりを放つも一伸び足らずセンターフライで終わりましたが、
続く5番の打席で盗塁でニ進し、またも5番がセンターにタイムリーを放ち、
その差を1点に縮めました!
その後、6番も三遊間抜けるかという当たりを放つも、
ショートが好位置におりアウトとなり、7番は四球で出塁するも8番の打球が上がらず、
セカンドゴロで同点のチャンスを逃してしまいました。
6回にはまたもフルカウントから四球で先頭打者を出してしまい、
2つの犠打で2アウト3塁とすると、この日当たっている1番にインコースを上手く裁かれ、
右中間に2ランHRを打たれてしまいました。
しかし、まだ3点差ということで、今年の打線なら十二分に返せる点差であり、
9番から始まるクリーンアップにかけての打順ということで、
6回裏の攻撃に期待を込めて、各打者が打席に臨みました!
先頭の9番はフルカウントから高めの球をうまくバットを立てて打ち返しましたが、
一伸び足らずセンターフライに。
続く1番もこの試合1,2打席目は打ちあぐねていましたが、
チェンジアップへの選球眼もよく、ストレートにも食らいつき、
迎えた8球目、レフトに弾き返し、逆転に向けて待望のランナーが出塁しました!
続く2番もフルカウントまで粘る間に盗塁でニ進し、毎球必死に食らいつきましたが、
最後はアウトコースのストレートにバットが空を切り三振となり、2アウトとなりました。
しかし!ここからは金岡自慢の3年生トリオによるクリーンアップ!ということで、
この日も全員がすでにヒットを放っており、
一発も大いに期待できる4番のキャプテンや
この日3安打猛打賞で1人で3打点挙げている5番の副キャプテンまで回せば
逆転への道も見える場面でした!
そして迎えた3番の打席の2球目!
芯で捉えた打球をライナーでピッチャーに弾き返しました!
ピッチャー強襲の当たりとなり、ピッチャーのグラブを弾きましたが、
その後のショートの素早い好守でまさかの間一髪アウトとなってしまいました。。。
放った打球も申し分なく、自慢の脚力での1塁への全力疾走も
過去最高スピードではないかという最高の走塁でしたが、
相手の守備がそれを上回っていました。
無得点で終わった後の最終回、
またもフルカウントまで粘られた後に3番を四球で先頭打者を出してしまい、
4番にはレフト前、5番にはバントヒットでノーアウト満塁となってしまいました。
その後、6番にセンター前ヒットを打たれ追加点を与えてしまい、
7番を空振り三振後、8番も追い込んだ後に粘られ、
スラップ気味にショートへ緩いゴロが転がり、本塁送球もフィルダースチョイスとなり、
9番の打ち取った当たりもライト前に落ちる2点タイムリーとなり、
まさかの最終回に4点取られてしまい、7点差となってしまいました。
7回裏最後の攻撃では、相手ピッチャーもこの炎天下の中での100球以上の熱投により
熱中症気味にバテていたので、まだチャンスがあるかと思われましたが、
最後の夏にかける意地のピッチングの前にセカンドゴロ、ファーストゴロ、三振
と三者凡退となり、試合に敗れてしまいました。。。
この大会に臨むにあたって、驕りがあったわけではありません。
枚方なぎさに対しても昨年夏から先日の練習試合まで互いに互角の試合をしており、
先週の降雨ノーゲームから再度枚方なぎさ対策としてバッティング練習も行ってきました。
チームの誰もが、もちろん絶対勝つ!と意気込んでいましたし、
顧問、コーチ一同もその意気込みで臨みました。
実際、試合に敗れたことを未だに受け入れられずにいます。。。
7回裏の最後の最後まで、逆転してくれるんじゃないかと
期待することができるそんなチームでしたが、
現実はなかなかうまくいかないものでした。。。
外部コーチにお越し頂き、一昨年の夏から始めた打撃改革も2年目となり、
今回引退した3年生は2年間みっちり指導を受けたことにより大きく成長してくれました!
不器用な面もありながら、入部当初から持ち前の運動能力と
中学からのソフト経験で真っ先に活躍し始めた植野。
中学時代はバスケットボール部で全くの初心者からのスタートだったにも関わらず、
それを一切感じさせることなく上達し、ピッチング・バッティングともにチームを牽引した向坂。
入部当初はマネージャーだったにも関わらず、練習に励み涙を流すことも多かったが
引退試合では攻守ともに過去最高のプレーでチームに貢献した太田。
引退試合が近づけば近づくほど伸びてくる選手たちの成長に驚くばかりでした。
例年あと一歩及ばず辛酸を舐めることとなってしまうこの公立校選手権大会ですが、
この試合で一緒に手に汗握り、プレーに、応援に、ともに一喜一憂した後輩達が、
来年こそは3人の3年生の姿を胸に雪辱を果たしてくれることと思います!
例年以上に多くの先生方も応援に駆けつけてくださり、また多くの差入れも頂き、
保護者の皆様、OG、金岡生の皆さん、他校のソフト部繋がりの方々、
本当にありがとうございました!
皆様の声援が選手達の良いプレーを引き出してくれました!
これからも引き続き温かいご声援よろしくお願い致します。
「Always do what you are afraid to do.」
〜最も困難な道に挑戦せよ〜
また1からのスタートであり、道のりは容易ではないですが、
テスト明けから妥協せず、基礎から1つひとつ頑張っていきたいと思います!
P.S.
敗れたことは悔しいですが、金岡高校のかわりに枚方なぎさ高校には
ぜひとも桜宮高校を倒して頂き、公立校選手権大会で優勝してもらいたいと思います!
選手、顧問一同応援しております!
【年間勝敗数】
2017年新チーム発足〜2018年引退まで∶97戦中58勝38敗4分1ノーゲーム
【年間本塁打数】
チーム合計:114本
向坂:35本
植野:25本
福原:17本
太田:9本
石橋:8本
中村:7本
藤原:4本
中野:1本
安原:1本
植林:1本
その他:6本
新チームも打撃では他チームに負けないように頑張ります!