キャリア講演(9月9日)

将来の進路を考える一助として、社会人による講演会を実施しました。今回は、住友生命保険相互会社代表取締役社長高田幸徳さん(95期)に「働くということ」というテーマで、お話しいただきました。

鬱屈とした高校時代のお話や同期の友人の話を交えながら、終始温かいまなざしで、語ってくださいました。

シゴトには4つの考え方があり、①「仕事」は言われてやるシゴト、②「私事」は自分のためのシゴト、③「使事」は使命を帯びたシゴト、④「志事」はこころざし、夢を叶えるシゴト。

人生にはいくつもの選択を迫られる場面があるけれど、なぜその選択をするのか、損得で選ぶのか、有利不利で選ぶのか。そこは、こころざしや夢を軸に考えてほしいということ。目的のない目標は失敗したら諦めてしまう。人生は失敗の連続。あきらめず、「目標=夢」に向かっていけるか、問いかけながら選択していってほしいと話されました。

変動的、不確実、複雑、曖昧が特徴で「VUCA」時代と言われる現在、企業として求める人材は、コミュニケーション力、自らの頭で考える力、テクノロジーの理解と情報収集力、変化対応力を備えていることが武器。専門職以外、理系か文系かに有利不利は全く関係ないとおっしゃっていました。

生徒たちは、お話を聞いてどのような学びを得たでしょうか。帰ったら、保護者の方々に、現在のお仕事について、尋ねるかもしれません。仕事のやり甲斐や将来について、語り合うきっかけになれば嬉しいです。

  キャリア講演1.jpg

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

年別一覧