今日は1年生、「知的世界への冒険」を行いました!

今日は土曜日ですが1年生は「知的世界への冒険」ということで、様々な学識経験者の皆様のご講演を聴かせていただきました。

まず9時から多目的ホールで全体会として、大阪大学大学院経済学研究科教授である松村真宏先生に「仕掛学」についてご講演いただきました。

最初に「仕掛学」とはどんな学問なのか、実際の具体例を紹介しながらご説明くださいました。実は私、この修学旅行の間に松村先生が書かれた本を読んで予習しましたので、ある程度は理解したつもりでいましたが、実物を動画で見るとさらに面白い内容でした。

一番面白かったのがレゴブロックで制作されたアンケート回収マシーンでした。この機械、アンケートを紙飛行機に折って、回収ボックスめがけて飛ばしてくれるのです。絶対にやってみたくなりますよね。

後半は「研究」について話してくださいました。実際に社会で役立つ研究を行うこと、人を巻き込んだ方が研究成果が上がること、どうすれば人を巻き込めるか、変化する社会の中での職業観など、まさに本校生にとってとても大事な視点についてお話しくださいました。

松村先生、生徒たちにとって本当に必要で参考になるお話をたくさんお聞かせいただき、ありがとうございました。また機会があればぜひよろしくお願いいたします。

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10時30分からは多目的ホールなど以下の教室で、その道を究められた先生方による分科会が行われました。

多目的ホール:京都大学大学院理学研究科教授 橋本幸士先生

六稜会館:大阪公立大学大学院医学研究科教授 首藤太一先生

視聴覚教室:京都大学大学院地球環境学堂教授 小林広英先生

310教室:奈良教育大学教育学部准教授 信川正順先生

会議室:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 吉野英知先生

社会第2教室:大阪大学埋蔵文化財研究室/考古学研究室 上田直弥先生

私はいずれの会場でも、ほんの一部分しかお聞きすることはできませんでしたが、それでもとても興味を惹かれるお話を聞かせていただくことができました。各会場でじっくり聞かせていただいた生徒たちはきっと面白いためになるお話がたくさん聞けたと思いますので、また感想を読むのが楽しみです。

貴重な休日にもかかわらず講師を務めてくださった先生方、今日は生徒たちにとって本当に勉強になるお話をお聞かせいただきありがとうございました。改めて心より厚く御礼申し上げます。