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今日は1年生の芸術3クラスの授業を見学に行きました!

今日は1年生の芸術の授業見学デーでした。

まず最初は2限目、音楽の教育実習生の先生の研究授業を見学に行きました。テーマは「ピアノによる表現を意識して《ベルガマスク組曲》より第3曲〈月の光〉を味わおう」ということで、ピアノによる表現について理解し、それによる楽曲のよさを味わうという内容でした。前半はグループに分かれてピアノだけ、オーケストラ、シンセサイザーによる「月の光」の演奏を聴いて感じ方の違いについて話し合いました。後半は3人のプロが演奏する「月の光」を聴いて、その演奏法の違いと受ける印象について話し合いました。それにしても生徒たち、プロの演奏の違いについてとてもしっかり聴き分けていたのに驚きました。授業後に先生が「このレベルの授業ができるのがすごいです。北野高校で実習させていただいて本当によかったです。」と仰ってくださいました。

3限目は書道の授業を見学に行きました。今日生徒たちが取り組んでいたのは「篆刻」でした。個々人によってずいぶんと進み具合に差があり、まだまだ彫り始めた感じの生徒もいれば、もうほとんどでき上っている生徒もいたりでしたが、とにかくみんな一心不乱に篆刻作業に取り組んでいました。なんでも完成度の高い作品は奈良の東大寺で開催される展覧会に出展されるとか。出展されたらまた見学に行かないといけませんね。

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4限目は美術の授業を見学に行きました。この美術の授業ですが、美術室にエアコンが整備されていないためLL教室で授業を行っています。で、今日生徒たちが制作していたのは「点描画」です。進み具合を見て回った印象では、一つ一つの点が非常に細かい生徒もいれば、結構大きめの点で仕上げている生徒もいました。私の主観で一番よくできていたと思ったのは、体育館の床に転がるバレーボールを描いていた生徒の作品でした。きっと某テレビ番組の野村重存先生も、「才能アリ」と評価してくださるのではないでしょうか。

今日の授業見学の中で別の意味で感心したのが、美術選択の男子たちが某政党の総裁選やアメリカ大統領選挙で誰が選ばれるのがいいか論じていたことです。高校1年生がこういう話題について真剣に論じる姿を初めて見ました。しかも話の内容のレベルがけっこう高く、各候補の特徴もよく理解できているし、それぞれに自分の意見も持っていました。今日も北野高校の普通じゃない一面を見ることができました。