今日は9時くらいから、体調不良等で試験が受けれなかった生徒対象に体育の追試験が行われました。好天に恵まれて、試験を受けた生徒たちは縄跳びやタイム走、断郊競走などにいい汗?を流していました。私も一緒に断郊競走を走ろうと思いましたが、10時から3年生の卒業式予行があったので断念(本当は少しホッとしています(笑))し、スタートだけ見送って学校に戻りました。
その卒業式予行が10時から多目的ホールで行われました。入場から各所作、校歌斉唱まで、みんな和気藹々と和やかな雰囲気ながら、締めるところはきっちり引き締まりながら式の流れを確認していました。中でも特に校歌斉唱は大きく元気な歌声がホール中に響いて非常に素晴らしかったです。予行が終わってからは六稜同窓会の千種事務局長から同窓会についても案内がありました。137期生も明日で北野生が終わり、六稜同窓生となるのですね。毎年のことですが卒業式の日は、成長の喜びと飛び立っていく寂しさの入り混じった複雑な心境になります。
予行と同時スタートで、10時から化学実験室で京都大学名誉教授の梶本先生に特別講義を行っていただきました。今日の内容は「超臨界流体」といって、ある物質が気体と液体の区別がつかない状態になっているところを実際に観察してみるというものでした。私は今一つ何のことだかよくわかりませんでしたが、集まった生徒たちはとても興味津々で実験に興じていました。ちなみに今日の実験具は梶本先生が手作りしてくださったとか。さらに一つ学校に寄贈してくださるということでした。梶本先生、いつもお世話になり、ありがとうございます。改めて心より厚く御礼申し上げます。
多目的ホール横の梅の木に花がたくさんついていました。府教委に勤務していた時、この時期は毎朝京橋で電車を降りて大阪城の梅林や桃園を散歩してから登庁していましたが、その梅林が六稜同窓会のご寄付でできたなんて思いもよりませんでした。私はよく「オンリーワン・ナンバーワンの北野高校」と言いますが、同窓会の規模や活動の活発さ盛大さもおそらく「ナンバーワン」なのでしょうね。