全国高校総体春季テニス大会(団体の部)予選

 平成29年度全国高校総体春季テニス大会(団体の部)予選が5月4日(木)に行われました。ダブルス、第一シングルス、第二シングルスの計3本のうち、2本取ればチームの勝ちが決定し、次の試合に進めます。北淀高校は第一シードが箕面高校のブロックに入りました。 1回戦の対戦校は帝塚山学院泉ケ丘高校でした。第二シングルスはひざを痛めていながらも6-0で勝利しました。ダブルスは、一時は2-3でリードを許しましたが、6-3で勝利することができました。最後に第一シングルスも勝ちたかったのですが、タイブレーク7-6(6)で惜しくも敗退しました。しかし、チームの勝利は決定していましたので2回戦に進むことができました。
 2回戦の対戦校は第一シードの箕面高校でした。第一シングルスの相手はレベルの高い選手で0-6で敗退しましたが、その相手から目の覚めるようなストロークエースを何本も奪う展開もありました。第二シングルスは自分自身のラリーを続け、相手に返球を許さず、主導権を完全に握り6-2で勝利しました。そして勝負はダブルスに託されました。箕面高校の大応援団に対し、少ないながらも北淀応援団も必死で応援し、みんなの声を力にしながら一進一退の攻防をしました。サーブがいいコースに決まり、サービスリターンが深いところへ返球でき、ミスをうまく誘う展開がありました。5-4でリードするところまでいき、あと1ゲームで勝利だったのですが、相手も百戦錬磨、トップスピンロブでそこから攻撃され、北淀高校のリターンミスもあり、結果5-7で勝負を落としてしまいました。あと一歩で、第一シードを破ることができたはずですが、近くて遠い、とても悔しい敗戦となりました。
 相手の技術や応援、総合力は勝っていたかもしれませんが、勝つチャンスはあったと思います。課題は「気持ちで勝負」できるかというところだと思います。試合後のミーティングではみんなで称えあい、次につなげていこうと気持ちを固めました。ダブルスでは「今日は何があってもミスしても次のポイントでは引きずらないように笑顔でプレイしました。」と語るとおり、はつらつと最後まで笑顔でプレイしていたと思います。見ていて気持ちよかったです。最後は悔しい思いをしましたが、後ろを振り向かずに前だけを見て頑張る姿は周囲に勇気を与えてくれました。これからも部活だけでなく、残りの高校生活やその後に続く人生においても常に前を見て頑張る姿を見せ続けてください。

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