当日は、多数ご参加いただき、ありがとうございました。保護者の皆様方の、学校への関心の高さに改めて身の引き締まる思いがいたしました。
本日5月20日（月）は、中間考査初日ということで、生徒のみなさんも緊張した面持ちで、高校生活初めての定期考査に取り組んでいるところです。
保護者説明会では、当初の予定にはなかったＳＮＳについての説明の時間を持たせていただきました。
1学期前半の「発見」（総合的な学習の時間）の中で、生徒のみなさんとともに「携帯電話・スマートフォンとどのように付き合うか？」ということについて考えてきました。
34期1年生の中で、一つ気になるデータがあります。毎年4月当初に学習状況リサーチという、生活に関するアンケートを取っているのですが、その中に「学習以外の自宅での過ごし方」という項目があります。その項目の中に「携帯電話を使っている」という選択肢があるのですが、ここ3年ほどその回答は20パーセント前後で推移していました。それが、今年は47.1パーセントと大きく伸びています。
スマートフォンの急速な普及がその理由としてあげられると思うのですが、今後継続して考えていかなければならない課題であると考えています。
特に、私のような「旧」世代の、しかもテクノロジーに「疎い」人間は、しっかり勉強していく必要性を感じています。
そのため、20代の若手教員を講師にして、ご出席のみなさんとともに勉強する機会を設けさせていただきました（すでによくご存じの方々は、巻き込んでしまい、申し訳ありません）。
ぜひ、ご家庭でも関心を持って、お話しいただきたい事柄であると思います。また、ネットを通じた問題では、本人たち自身も、誰に相談していいかわからず、ひとりで悩んでいるということもあるようです。この問題にかかわらず、お気にかかることがございましたら、いつでも学校のほうにご連絡いただきますようお願いいたします。
今回の保護者説明会への、ご出席・ご欠席にかかわらず、学校として保護者の皆様と密に連絡を取ってまいりたいと考えております。
6月には授業見学・保護者懇談も予定しております。今後ともよろしくお願いいたします。