体育祭が終わりました。5月下旬の中間テストの結果が生徒のみなさんの手もと
にはすでにかえって来ています。また、先日は4月の新年度スタート時に実施し
た学習生活実態調査(基礎学力定着テストを含む)の分析結果も返ってきました。
この学習生活実態調査(基礎学力テストを含む)は、1、2年生で毎年2回4月
と9月に実施しているものです。
本校ではいろいろなテストをやりっぱなしにしないで、その都度自分自身を振り
返って自分の到達点を把握して、今何ができて何ができていないか、これからの
具体的な課題は何かを確認し、次に向けての課題としています。
一つひとつできたことを足がかりに次のステップに進み、着実に力をつけて成長
していこうというのが、今年度学校経営計画にも大きく掲げている「金剛トータル
ステップアッププラン」が、このテスト(だけでなく日々の学習や学校生活、家庭
学習を含めての)「振り返り」はその重要なステップの一つです。
各学年の目標は、
1年生 「自分の可能性を信じ、定めた目標に歩みだす」
2年生 「実践を通して力をたくわえる」
3年生 「進路に向け力をつくし、未来を切り拓く」 です。
各学年LHRを使って「振り返り」をします。生徒全体では、
授業・家庭学習→テスト→振り返り【自己点検、面談等→課題設定】→授業・
家庭学習の改善→テスト
進学希望者は、講習・家庭学習→模試→振り返り【自己点検、面談等→課題
設定】→講習・家庭学習の改善→模試
というサイクルでスモールステップを少しずつ上がっていきます。
もちろん、成績不振の生徒に対しては「振り返り」を踏まえ、呼び出し指導や
次の考査に向けての指名補講もあります。
スモールステップの積み重ねで、これから一人ひとりがそれぞれの課題に向き
合いステップアップを図っていきます。ただ、どれだけシステムが整っても実
際にやるのは、やはり本人。ステップアップも本人次第です。
自分の課題とちゃんと向き合い、自分の意志でまず一歩、歩みだして下さい。