津々山台幼稚園で2日間の保育体験!

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昨日と今日の2日間、近隣の津々山台幼稚園で保育体験をさせていただきました。

津々山台幼稚園とは毎年体育祭での交流など、年間を通じてさまざまな交流をさせ

ていただいていていますが、今回の保育体験もその一環です。

 

今回は、授業と違って保育・幼児教育に興味・関心のある生徒を対象にした進路指導

部の企画で、1年生から3年生までの有志、約30名が参加しました。

教室での交流ではグループごとにあらかじめ準備していったお遊戯や読み聞かせをさ

せてもらったり、プール保育のお手伝いをさせてもらったりと子どもとしっかり触れ合った

2日間でした。園児たちは興味津々で高校生の動きや表情を見つめていましたが、じき

に仲よくなって大はしゃぎでお遊戯や活動に興じていました。

高校生の方も、最初は、立ちになってただ子どもを見ているだけだったり、関わりも怖々

で声も小さく、非常にぎこちなかったりしましたが、幼稚園の先生方のアドバイスやや子

どもたちの元気な声援に励まされ、しだいに気持もほぐれて、動きもよくなってきて、2日

目にはみなキビキビと動き、張りきってがんばっていました。活動している時の表情も、

にこやかでとてもよかったです。

 

2、3年生の中には昨年、一昨年と参加したリピーターがけっこういて、この保育体験を通

じて、将来保育や教育分野等、子どもに関わる仕事につくことを真剣に考え始める生徒も

少なくありません。

先日も今年卒業したある卒業生の保護者の方から、「もともと保育系の実習や体験が多

いということで金剛高校を選びましたが、やはり1年次からのこの保育体験が、保育系短

大への進学の大きな決め手になりました。おかげで目標を持って充実した3年間が送れま

した。進路を考えるきっかけとなるすばらしい取り組みなので、ぜひこれからも続けて下さ

いね。」と激励のことばをいただきました。そんな風にこの保育体験はその後の進路選択

を考える大きなきっかけとなっています。

 

中島園長先生の「今年は何で参加したんや?」という質問に、1年生の時から3年連続で

参加しているある3年生は、「今までもずっと参加してきたけれど、今回は特に自分のこれ

からの進路を考えるために参加した。自分は将来子どもに関わる仕事に就きたいが、自分

は本当に子どものことが好きなのかを保育体験で確かめたい、それからして男性の職場と

して、保育士や幼稚園教諭という選択肢は現実的にあり得るのか、男性の採用の実態と

かについてもいろいろ教えてもらいたいと思って参加しました。」と答えたそうです。「ただ単

に子どもが好きだからというだけではなく、生徒たちは学年が上がるに従って、これからの

自分とちゃんと向き合っていますよ。金剛高校の生徒さんは、みな動きもいいし、しっかり

考えている子が多いですね。」私が見てもみんなほんとによく頑張っているなと思いました

が、中島園長先生はそんな言葉で本校生の頑張りを褒めてくださいました。

 

2日間の保育体験が終わって、高校生たちはみな充実感のあるいい顔をしていました。

 

お世話になった園長先生を始め園の教職員のみなさん、園児のみなさん、そして保護者の

みなさん、2日間ありがとうございました。