1月23日(月)
昨年12月に、本校教職員研修として、
情緒障害児短期治療施設「あゆみの丘」副園長、
児童家庭支援センター岸和田次長の堀健一先生に、
「アメリカのネブラスカ州の児童施設が開発した子どもへの援助技術
(コモンセンス・ペアレンティング)」について講演いただきました。
何か難しい言葉ですが、良好な親子の信頼関係を作り
子どもの問題行動を予防するためのトレーニング法、
簡単に言えば、児童虐待をさせない子育て法とでもいえるでしょうか、
堀先生の講演を聞く中で、我々よりも、これから親となる生徒たちにこそ
聞いてほしいとの思いから、堀先生には無理をお願いしました。
今日は、卒業を目前に控えた3年生全6クラスで、
堀先生のほか7人の「各地で子育て支援に従事しておられる有志」の皆様が講師として
2~3名が教室に入り、1時間の講演を2回、全クラス生徒に行いました。
特に、講師の御一人が母親として子供を産むことの喜び、子供に託す親の気持ちを
語られたときは、生徒たちは真剣に自分の問題として聞いていました。
子どもがぐずる時の対応の仕方を、 学年主任主任と担任の先生2人が演じた時は、
生徒たちは大爆笑! しかし、この時の先生方の姿は、生徒たちの一生思い出として残ると思います。
また、思い出した時には、今日の講演のの内容を思い出して欲しいと思っています。