パラリンピック バスケットボール日本代表であった根木慎志に来校いただき、障がい者理解研修を実施することができました。とても明るく楽しい方で、「障がいとは何か」「私たちは何をすべきか」ということを深い部分から考えさせていただきました。根木さんは東京オリンピック誘致にも深くかかわっておられ、この日の前日に誘致が決まったこともあって、オリンピック誘致に関する楽しいお話もきくことができました。今回の研修は、保護者、地域にも公開する形で実施したため、職員だけでなく、生徒、保護者、岬町住民のみなさまも多数参加していただきました。
大変気さくなお人柄と絶妙な話術で 聴衆をぐいぐい引き込んでいかれました 司会は生田先生です
不自由を感じることがあればそれが障がいであり、 (なければその人にとって障がいではないということも含んで) 固定観念で考えるべきではない ということが前半のお話のポイントのひとつでした
混んだ電車の中でお年寄りに席を譲れるか、 街で障がいのある人に会ったとき声をかけることができるか そのアクションができるかどうかがとても大事 川口先生、濱本先生が根木さんとやりとりをします
たくさんの方にご参加いただいた とてもいい研修でした 質問をする上田先生です
障がいに対する理解が本当に深まった素晴らしい講義でした。根木さん本当にありがとうございました。今月26日には第2回目を実施します。次回は全2年生が参加し、車いすバスケットの体験もしていただくことになっています。
根木さんは、18歳の時に事故にあったとサラリを話しておられました。「その時の絶望感や苦しみはどれほど大きいものだっただろう」と校長先生は思いました。しかし根木さんはその思いに触れることなく、前向きに障がい者理解について話をされました。そこに大きな説得力を感じた講演でした。次回もよろしくお願いします。