平成28年入学生から始まる予定のエンパワメントスクールは、総合学科としてキャリア教育をさらに充実させることが特徴の一つとなります。一般に、総合学科では「産業社会と人間」というキャリア教育に関する科目が必修になります。エンパワメントスクールでは、「産業社会と人間」「総合的な学習の時間」「選択科目」を合わせた「エンパワメントタイム」という授業を取り入れることが決まっています。この時間の取組には、現在の生徒のみなさんがHRや総合で体験してきた 進路学習 が含まれることになるのです。岬高校内では、すでにエンパワメントタイム内容検討チームを立ち上げました。
進路指導部長の大西先生を中心にエンパワメントタイムの研究を始めます。 卒業生の話を聞く会 の司会をする大西先生（右端）（２年前の写真です）
進路指導の一環として実施している 模擬面接 現在の３年生の9/10の様子です
キャリアコンサルタントの梶原先生のご指導でキャリア教育を受けている生徒です
岬高校は、平成２３年から平成２５年度まで、大阪府の「実践的キャリア教育職業教育推進事業」の指定を受けました。そしてその３年間に、進路決定率を７０％台から９６％にまで引き上げることに成功しました。この経験が今の現役生への進路指導にも引き継がれています。さらにその経験が、エンパワメントスクールに改編になった後のキャリア教育に発展していきます。
