防災における情報について(特別講義)

12月12日(月)、「情報の科学」の授業の一環で、「防災における情報について」生野区役所の防災担当の方々をお招きして特別講義をしていただきました。

"防災"という言葉はよく耳にしており、日ごろから対策をされている家庭も多いかと思います。しかしながらそれには限界もあり、国や自治体でも対応しきれないこともあるそうです。そういうときにいかに被害を減らすことができるのかという"減災"が注目されています。そこには情報をいかにして手に入れ、活用するかが鍵になっているそうです。

普段スマートフォンや携帯電話を活用し情報の発信・受信をしている生徒たちに、災害時の活用方法や、デジタルではないアナログの情報(新聞など)の重要性などを教えて頂きました。

また、実際に熊本地震での現地派遣で見てこられた情報や写真、2011年の東日本大震災における帰宅難民の写真など心を打たれるものも多くありました。

生徒たちの感想の中では、『熊本地震で1階がぺしゃんこになっている写真が印象に残った。』という生徒も多く、自分の生活に照らし合わせて考えてくれていたようです。

情報を待つのではなく、自分から取りに行くという姿勢、そして自分は大丈夫、どうせ今は何もないという慢心を少しでも減らして、意識して向き合ってもらえたのではないかと思います。

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