大阪府予選を勝ち抜き、平成29年度第64回全国高等学校定時制通信制軟式野球大会に出場いたしました。
開会式は8月16日（水）に神宮球場というすばらしいスタジアムで行われました。学生野球の聖地で行われた開会式に、天候は曇っていましたが、生徒の顔は大変晴れ晴れとしていました。
1回戦は8月17日（木）に府中球場でクラーク記念国際高校仙台と対戦し、14－4で勝利しました。初戦ということもあり、序盤は硬さもありましたが、点数が入りだしてからはいつもの明るく楽しいチームの雰囲気で野球を楽しんでいるようでした。
2回戦は8月18日（金）に大田スタジアムでクラーク記念国際高校札幌と対戦し、10－1で勝利しました。人工芝のグラウンドに、球速表示も出るという整った施設に、生徒たちは大変感動していました。試合は序盤から勢いのある攻撃で見事に得点を積み重ねて行きました。
準々決勝は8月19日（土）に駒沢硬式野球場で宮崎県立延岡青朋高校と対戦し、5－3で勝利しました。初の僅差のゲームで緊張感が続く中、生徒たちは集中力を切らさず九回を戦い抜きました。
準決勝は同日ダブルヘッダーで東京都立八王子拓真高校と対戦し、1－12で残念ながら敗北してしまいました。生徒たちは、準々決勝から45分後に試合開始という過酷な状況の中で、前の試合の疲れも見える中、点差が開いても諦めずに必死にボールに食らいついていく姿が印象的でした。
試合終了後は閉会式と表彰式が行われ、生徒たちは一人ひとり首から銅メダルをかけてもらうことができ、メダルを手に、大変充実した表情を浮かべておりました。その後は生徒たちが自主的に、準決勝の対戦チームである東京都立八王子拓真高校の生徒と健闘を称えあい、両チームで記念撮影も行うことができました。勝敗に関わらず相手を称えるその姿は、スポーツのすがすがしさを感じた一幕となりました。
今回の大会で、生徒達は、過去最高の全国3位という成績を残し、満足感に溢れているようでした。PTAの皆様、関係者の皆様のたくさんのご支援とご声援のお陰で、生徒たちは普段の学校生活では経験することのできない貴重な体験をたくさんする事ができました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。来年も今年度以上の成績をあげられるよう、軟式野球部一同精進してまいりますので今後ともよろしくお願い致します。
