6/24~7/2のできごと

1 6/24~26 第51回全国特別支援学校長研究大会が東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、参加してみました。
  今回は、我が国が「障害者の権利に関する条約」に批准し、条約が発効したということもあり、インクルーシブ教育システムの構築に向けた基礎的環境整備と合理的配慮等のことが講演や行政説明の中心となっていました。

2 6/26 第51回全国特別支援学校長研究大会終了後、同じ会場で第53回全国盲学校PTA連合会総会並びに研修会が行われました。研修会では、「視覚障害教育に求められるもの」 -視覚障害教育の専門性をめぐって- と題して、筑波大学准教授の講演がありました。

3 6/27 結成50周年記念第51回大阪府視覚障害者福祉大会がクレオ大阪 中央で開かれました。その第4部で本校卒業生および在校生による声楽独唱、ピアノ独奏、二重唱など発表の場をいただきました。このような大きな舞台で、たくさんの方の前での発表の場を与えていただきました一般財団法人 大阪府視覚障害者福祉協会の皆様に心から感謝の意を表します。

4 6/28午前 慶應義塾大学日吉キャンパスで「デジタル教科書最前線--教科書の電子化は障害のある子ども達にどのような効果をもたらすか--」というタイトルで行われたシンポジウムに参加してきました。デジタル教科書に関する最新の動向について、開発の最前線におられる教科書会社2社の方からの話題提供とともに、障がいのある子どもたちにとってデジタル教科書を使いやすくするためにどのような配慮が必要かについて、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の先生から問題提起がなされました。タブレット端末で電子教科書を利用するメリットがすごくわかりやすく説明されていました。また、著作権にかかる法的な整備や予算面での整備などまだまだ課題があることもわかりました。
 午後からは、同じ慶應義塾大学日吉キャンパスで、慶応義塾大学が事業委託を受け本校が研究協力している、文部科学省教科書課委託研究「特別支援学校(視覚障害等)高等部における教科書デジタルデータ活用に関する調査研究」(デジタル教科書プロジェクト)と文部科学省特別支援教育課の「障害のある児童生徒の学習上の支援機器等教材開発事業」である「視覚障害のある児童生徒が授業場面で有効活用できる教科書・教材等閲覧アプリ開発 --盲、弱視、晴眼の児童生徒が共に学べるUDアプリをめざして--」(UDブラウザプロジェクト)の研究協力者会議が合同で行われ、これにもプロジェクトのメンバーとして参加してきました。昨年度の研究成果と課題とともに、今年の研究テーマの確認と開発目標についての検討が行われました。

5 7/1 新校舎建設にあたっていただいている建設業者の名誉会長が本校第2期工事の建設状況と第1期工事で完成した新校舎の視察に来られました。

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