今日は、この夏に行われる東京2020パラリンピックに、柔道100キロ級で出場予定の松本義和さんが、挨拶に来てくださいました。
松本さんは、20歳で全盲となり、当時の大阪府立盲学校に入学、そこから柔道を始められ、シドニーパラリンピックにも出場し、見事、銅メダルを取られています。現在、50代台になられていますが、日々、ハードな練習を重ね、東京2020パラリンピックの出場内定を勝ち取りました。
松本さんは、鍼灸あん摩マッサージ師として開業もされていて、お仕事のことを含め、いろいろお話を聞かせていただきました。松本さんは、「見えないことは仕方がないが、患者さんや周囲の方に、自分が一生懸命に頑張っている姿を見てもらうことで、応援してもらえている、とにかく、一生懸命やることが大事」とおっしゃっていました。
また、後輩の皆さんへ、「とにかく、一歩踏み出すことが大切」、「まずは、やってみようよ!」と、力強いメッセージをいただきました。
新型コロナウィルス感染症が一日も早く落ち着いて、東京オリンピックパラリンピックが無事に開催されることを祈るばかりです。松本さん、がんばれ! みんなで、応援しています。