教職員人権研修③ 心理的安全性について

本日は心理的安全性について、大阪府内の公立中学校に8年ご勤務ののち退職され、現在は岡山大学大学院で非認知能力について研究されておられる徳留 宏紀氏にご講義いただきました。徳留氏が現在フィンランドに留学されている関係で、フィンランドとつないだオンラインによる研修会となりました。

ご講義は、徳留氏が公立中学校ご勤務時に取り組まれた職場でのチームビルディングとその効果についいてご紹介いただきながら、心理的安全性とは何か、心理的安全性や多様性、リスペクトの重要性について学びました。

徳留氏は、組織行動学が専門のハーバード大学教授エイミー・エドモンドソン氏の心理的安全性の定義「このチーム内では、対人関係上のリスクをとったとしても安心できるという共通の思い」を紹介され、他者へのリスペクトから全員がよりよく生きるための6つのアクションについても実践例としてご紹介いただきました。

教員からは、「来年度の体制づくりに役立ちそう」といった感想が寄せられました。

徳留氏が作成されたハンドブックも紹介いただきましたので、本日学んだことを今後の職場でのチーム作りや教育活動に活かしていきたいと思います。