昨日はスポーツで、号外がでるような出来事がありました。米国で行われている、野球リーグ戦の優勝決定戦に、日本にルーツをもつ複数の選手の活躍があり、大興奮の幕切れとなりました。メジャーリーグ挑戦は、昭和生まれの世代には、想像できない時代でした。そんな歴史を変えたきっかけは、平成となった1995年に一人の府立高校出身のプロ野球選手(投手)が海を渡った決断がはじまりです。その後続々と、日本ルーツの野球選手が、世界最高峰の舞台に挑戦し、活躍しています(サッカー界では、当たり前に世界で活躍していますが)。その当時の常識を覆し、0を1にした投手が所属したチームが、号外が出たチームです。歴史は紡がれているのですね。野球からベースボールへ!世界基準で活躍する礎(いしずえ)を築いたその一歩にリスペクトしかありません。その方が府立高校出身という事実は、あまり語られませんが、様々な分野で、世界で活躍する人材を育てていくことができたらなぁと思います。野球(=ベースボール)は、人がホームベースを踏み得点となります。人が人を活かす。他の球技にない特徴が、人々により深い感動を与える魅力です(そんな視点で、野球を見るのもありかなと)。人生や仕事にも通じる、人と人との繋がり、そこに至るまでの過程には想像を絶する努力や鍛錬があります。そんな背景があり、プレーする姿に、人々は感動し、生きる勇気を感じとるのかも知れません。少年時代に、見聞きし、自分もプレーしたからこそ、人生を豊かに生きられる趣味に、これからも関わっていきたいなぁと思う、そんな一日でした。