高等部では4年前より、夏休み中に施設体験実習を実施しています。今年もFGグループ2・3年生4名、DEグループ3年生3名が実習に行きました。実習期間は基本的に実習が初めての生徒は2日間、2回目以降の生徒は5日間です。
豊中市にある「愛和会あすなろ」では、6名の生徒がそれぞれの課題に適したグループ活動を体験しました。生活介護体験では、リラクゼーションや創作活動をしました。また作業体験をした生徒たち、コピー機の解体や、商品への値札のシール貼りなどの作業に取り組みました。大阪市旭区の｢生江障害者会館光生園｣では2年生1名が、毎日薬入れのプラスティックケースの組み立て作業に励みました。
実習には、各々の目標を決めて臨みました。初めての場所での初めての作業に、緊張と疲れで帰ってくるなり泣きだしそうな顔になる生徒もいましたが、全員休まず最終日までやり遂げることができました。実習で得た成果と課題を、今後の進路学習に繋げていきたいと思います。
