震災学習その1(旧東海大学阿蘇キャンパス)

震災学習で、旧東海大学の阿蘇キャンパスに行きました。 まずは地表地層断層を見学しました。 地面が大きくずれてしまっています。 東海大1.jpg 次は旧一号館を見学です。以前は事務課や、講義棟、バスの発着所があった、大学の中心的建物で、Y字型の建物だったとのこと。 それが地震の被災により、痛ましい姿へとかわってしまっていました。 東海大2.jpg 東海大3.jpg 東海大4.jpg 建物の中の時は、地震発生当時から止まったままで、被災の状況がそのまま保存されています。 断層が部屋の床を走り、床が裂け、天井は壊れ家具は投げ倒され、鉄筋の入った太い太い柱もネジ切れるようにひしゃげていました。 東海大6.jpg 地震発生前は、上にも書きましたが、Y字型のひとつの建物でしたが、地震の影響で建物はゆがみ、保存のために、今は4つに分割されていました。もとは平面だった地面も隆起や沈没により波打ち、高低差が多く見られました。 地元のスタッフの方の案内から、 風化をさせない、地震の恐ろしさをしっかりと語り継いでいく、そのような思いをひしひしと感じました。 断層と建物の被害の関係をありのままに観察できる、学習でした。